■忙しい朝に求められる「時短」、女性が抱える社会的背景も
このようにヘアアレンジ動画が多くの支持を集めてバズっている背景には、簡単にできるヘアセットの方法を知りたいという需要が存在していることがある。
2018年に花王が首都圏に住む20歳〜49歳の女性を対象に行った調査によると、およそ8割の女性が平日の朝は「忙しい」と回答している。さらに、忙しい平日の朝にしていることとして、8割以上の女性が「メイク」「スキンケア」「髪の手入れ・スタイリング」を挙げていた。これは、「朝食を食べる」「朝食を作る」よりも高い割合を占めている。
この調査結果に対して、SHELLYは「待って、朝食を作る人よりメイクする人の方が多いっておかしくないですか?なんかちょっと悲しい」と疑問を呈した。「メイク、スキンケア、髪のお手入れ・スタイリングって、一般的には女性に求められることが多い。社会において、社会人としてのルールがあり、女性は絶対やらなきゃいけない風潮があるから、これはちょっとつらい。朝ごはんを差し置いてメイクというのは…」と、女性を取り巻く社会的な規範に対する違和感を示した。
これに対し、徳永キャスターは自身の生活を振り返り、「仕事があるときは、家事もやらないといけない。余裕を持ってやりたいと思うと、出かける3時間半前に必ず起きるというのが一つの目安になっている。最近は男性もメイクする人がいるが、特に女性たちは朝忙しい人が多いから、この巻き髪おじさんの需要もあるのだろう」と、時短ヘアアレンジが求められる現実を指摘。SHELLYは「時短の情報はとてもありがたいし、今の社会に必要な情報」と応じつつも、「願わくばメイクはしたい人がする社会になってくれるといいな」と語った。
(『わたしとニュース』より)
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