緊急地震速報「2つの誤り」気象庁が再会見

緊急地震速報「2つの誤り」気象庁が再会見
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 なぜマグニチュード9.9と過大に推定した緊急地震速報を出してしまったのか。気象庁は「2つの誤りがあった」と説明しました。

【画像】緊急地震速報の取り消し 気象庁が発表した誤りとは?

緊急地震速報 各地で混乱

気象庁 地震火山部 束田進也部長
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気象庁 地震火山部
束田進也部長

「この度、誤った緊急地震速報の発表により、国民の皆様には多大なご迷惑ご負担をお掛けしたことについて深くおわびいたします。申し訳ございませんでした」

気象庁 地震火山部
地震火山技術・調査課
青木重樹課長

「(マグニチュードが)過大となった原因として、現時点で判明したことについてお知らせいたします」

 各地で混乱が起きました。

宮城・石巻市 アナウンス
「連絡します。緊急地震速報が鳴っています。選手はベンチから出て身を伏せてください。間もなく大きい地震が来ます」

 高校野球の試合中、選手たちはグラウンドに避難します。

直後にカムチャツカ半島付近で地震
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 北海道から中部地方に対して「緊急地震速報」が発表されたのは、午後0時40分。気象庁によりますと、この2分前の午後0時38分に、カムチャツカ半島付近で地震がありました。

 この時、予想されたマグニチュードは9.9です。

 ところが、発表から8分後に「緊急地震速報」が取り消されました。その原因は。

「緊急地震速報」はなぜ取り消しに?
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気象庁 地震火山部
地震津波監視課
海老田綾貴課長

「先ほどの緊急地震速報はこの辺りを震源としていたが、実際に解析した結果ではこのバツの辺りになっています。実際にはマグニチュードは6.9、函館市で震度1を観測した」

気象庁 2回目の会見

およそ3時間後、2回目の会見では。

青木課長
「日本から震源が非常に遠い所の地震に対し、国内用のマグニチュードを求める式を適用しました。本来、マグニチュードの計算と震度の予測に用いた震源は同一である必要があるが、今回の地震はこれらが異なりました」

気象庁の資料から
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 こちらの地図で赤い星が実際の震源です。しかし、最初に緊急地震速報を発表した時は青い星。実際よりも遠い地点の震源としてマグニチュードを計算したということです。そして、震度を推定する時は黄色い星。実際の震源よりも近い地点を震源として計算。そのため、日本国内の広い範囲で強い揺れが予測されたということです。

気象庁 地震火山部 地震火山技術・調査課 青木重樹課長
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「本来は、1カ所であるべきなのは間違いないが、今回なぜこのようなマグニチュードを計算したものと震度予測に用いたものが別なものになったかは現在調査中」
「緊急地震速報は国内の観測網を使っている関係で、非常に観測網から離れた所の地震の震源を処理するというのを今回行っております。ある程度そこに誤差が入るのはやむを得ないとは考えていますが、今回その誤差が非常に大きかったことが原因の1つではないかと思っています」
「人為的なものというよりはシステム内の原因によってこのような結果になっていると考えております」

(2026年10月16日放送分より)

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