
普段使いできて、災害が起きた時にも活躍する「フェーズフリー」な防災グッズが広がりを見せています。最新グッズを取材しました。
日常と非常時の区切りをなくす「フェーズフリー」
この週末、鳥取県で開催された国内最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2026」。日本全国から企業や団体が集まり、およそ500の展示やワークショップなどが行われました。
注目されていたのは、普段使いできるものに防災の要素を取り入れ、日常と非常時の区切りをなくす「フェーズフリー」という考え方です。
地球Labo 上野晴人代表取締役
「キッチンから出る生ごみを微生物の力で土の栄養、堆肥に変える。災害が起きると2週間くらいごみの収集が止まり、その間は自分でごみを保持しなければならない。それをフェーズフリーな形で、いつもの暮らしがエコで心地の良いまま、何かあった時には今度は強い味方になっていくというコンポスト」
こちらは、普段はテーブルとして使うことができ、災害時には高齢者などを背中に乗せて運べる搬送器具に。
この車は外観では分かりませんが、避難所などで活躍する「トイレカー」です。
災害時、課題となる避難所の衛生環境の悪化。「フェーズフリー」の取り組みは、環境改善につながると期待されています。
フーマイスターエレクトロニクス
事業企画部 山本直毅部長
「こちらは災害備蓄ランドリーで、通常のコインランドリーと違い、災害時の停電や断水といった環境下でも使えるように設計」
太陽光パネルが取り付けられていて、水を循環させるシステムを備えているため、非常時でも洗濯ができ、必要な場所に移動させることもできます。
山本部長
「普通は24時間のコインランドリーとしてお使いいただいていて、何かあればこの機械は無料開放するという取り組みをしている」
普段から使用も
鳥取県などでは、災害関連死の一番の要因になる呼吸器系の疾患を防ぐため、避難所になる施設に空気清浄機「Airdog」の設置を進めています。
感染症対策のマニュアルを作成し、避難所になる施設で普段から使用することで災害時に備えています。
鳥取県 危機管理政策課
天野大輔補佐
「マニュアルを作って終わりではなく、実際に訓練や実災害で検証をしていかなければならない。企業とも連携して力を借りながら、避難所環境を迅速に展開できる体制づくりも進めていきたい」
(「グッド!モーニング」2026年10月19日放送分より)
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