
千葉県にある廃虚のようになった「巨大ゴースト団地」が解体されることが分かりました。半導体関連産業などが集まる工場地帯を目指し、再開発される見通しです。
「心霊スポット化」不法侵入、いたずら相次ぐ
地元住民
「(部屋は)みんな埋まっていました。にぎわっていた時ありましたよ」
「今は廃虚みたいになっています。通りから見てもいかにも廃虚」
千葉県茂原市にある、市営住宅「真名団地」。高度経済成長期に建設が始まり、最盛期にはおよそ1000人が暮らしていた、巨大な団地です。
しかし今、人の気配はありません。窓ガラスは割れ、建物の周囲には草が生い茂っています。
老朽化が進み、廃虚のようになったその姿から、いつしか「ゴースト団地」と呼ばれるようになりました。
番組は許可を得て、現地を取材。そこには、異様な光景が広がっていました。
茂原市役所 商工観光課
菅原大さん
「こちらにあるように、窓ガラスが割れてしまったり、あとドアもめくれてしまっているところもありまして、いろいろと老朽化が進んでいる」
「(Q.(階段)上がってみると、より破損具合とか分かりますね)非常に年数も経ってしまっているので、自然に壊れてしまっているところも多々ありまして。この廃虚といいますか、こういった状態のままにしていくというのは、周辺の環境に対しても非常に危ない」
最近では、「心霊スポット」や「廃虚」見たさに訪れる者による不法侵入やいたずらが相次ぎ、自治体も対応に頭を悩ませてきました。
「(Q.これ、見てみるとなかなか…)恐らく人為的な形跡もあるので、誰か入られた方がいるのかもしれないです。(敷地内で)動画撮影をしているとか、たむろされているとか、多く聞かれている」
「産業誘致整備を」
こうした状況を受け、茂原市は今年6月、団地の解体を決めました。跡地は「産業用地」として活用し、新たな企業の誘致を目指しています。
「真名団地地区が、茂原長柄スマートインターチェンジから非常に近い距離にあるということもございまして、非常に産業用地に適した立地なのかな。半導体とか、大きい企業が来てくれることで、周辺がにぎわっているのは我々としても非常に素晴らしい形の一つにはなるかなと思います」
地域の課題となっていた「ゴースト団地」が、生まれ変わろうとしています。
「(このような取り組みは)今回の事例が初ではないか。今回、産業誘致整備を、民間事業者さんにやってもらうんですけど、我々市としても協力して誘致していきたいなと考えていて、どんどんこの茂原市が、発展していけたらいいなと考えています」
(「グッド!モーニング」2026年10月19日放送分より)
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