「杖なしで歩きます」
万が一に備えてヘルメットやプロテクターを装着し練習が始まると、最初はギクシャクしていたものの、「1、2、1、2」と声をかけて歩幅を合わせていった。田村探偵からこの15年間コミュニケーションをとりたい思いがあったか問われた父親は、「思っていましたけどね。向こうが避けてましたね」と本音を吐露。そして本番に向けて「杖なしで歩きます」と宣言した。
挙式当日、ウェディングドレス姿の依頼者とタキシード姿の父親は、練習の成果を発揮し、杖やバンドなしで腕を組んで見事にバージンロードを歩き切った。2人を見守った依頼者の母は「もう、言葉にならないですね」と万感の思いを口にし、「無事に…よかったです」と感涙。長年の空白を飛び越えた家族の姿が映し出された。
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