
19日にリニアモーターカーに試乗したのは東京都の小池都知事です。当初の完成予定は2027年、つまり来年だったんです。一体いつリニアは開業するのか、駅の予定地を取材しました。
品川-名古屋が最速40分
笑顔で車から出てきた小池都知事。視察したのは“夢の超特急”です。
新幹線史上世界最速、時速500キロで走行するリニア中央新幹線。
東海道新幹線では約1時間半かかる品川-名古屋を、リニアは最速40分で結ぶといいますが…。
東京から(30代)
「だいぶ昔から待っている。早く開業してほしい、乗ってみたい」
地元の人(70代)
「待ちすぎて、もう飽きちゃった。山梨を良くしてもらいたいんだけど…」
JR東海が当初、リニアを2027年に品川-名古屋で開業し、2045年には大阪までの延伸を目指していました。しかし、工事の遅れなどから…。
JR東海 丹羽俊介社長
「残念ながら品川-名古屋間の2027年の開業は実現できない」(2024年)
山梨県「駅予定地」の今
今、リニアの沿線はどうなっているのでしょうか。
例えば、山梨県内につくられる予定の仮称・山梨県駅。今年3月に工事が始まって半年以上経ちますが、工事は進んでいるようですが、どのような駅になるのか、まだイメージは湧きません。
工事現場の看板には2031年12月10日までと書かれています。あと5年先です。
周辺を歩いてみると、更地が広がっていて、歩いている人はおらず、住宅からは遠い場所です。
衛星画像で見てみても、山梨県駅の周辺には一面、田畑が広がっています。
地域の現状を地元の不動産会社に聞きました。
地元の不動産会社 Vivit Base
武原麻耶社長
「“いつになってしまうんだろう”みたいな空気感になっていて、最近では(投資などの)動きはない感じ」
開業延期で再開発中断
リニアに翻弄(ほんろう)される人も…。
グルメいちご館前田 前田克己さん(78)
「せっかくのチャンスだったけど…」
前田さんは、山梨県駅の予定地から車で5分ほどの場所でイチゴ農園を営んでいます。
約5年前、山梨県駅の設置に伴い、土地の再開発を持ちかけられたそうです。
「いろいろ開発されると思っていた。ホテルとか商業施設」
ところが1年ほど前…。
「資材が高騰などからリニア(開業)が延び、(計画は)中断に」
地元の活性化を期待していたという前田さん。
「残念だなと。私が若ければまだいいが、高齢化しているから。次のチャンスが来ることを願っている」
果たして、リニアはいつ開業するのでしょうか。
小池知事
「人、もの、さまざまな移動が大きな変革をもたらすであろうと大変期待しています」
(2026年10月19日放送分より)
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