
全国で相次ぐサイバー攻撃とみられる不正アクセスの影響は、医療機関にも及んでいます。重要な個人情報を守るための対策に迫りました。
産婦人科 人力で対応
スタッフ
「11月2日月曜日でよろしいですね。忘れないように当日、問診票を書いてきていただくのと母子手帳を忘れずにお願いします」
こちらの産婦人科では、以前まで医療機関専用のシステムを使って患者の予約やカルテを管理していましたが、現在は、スタッフが電話で予約などの対応にあたっています。
作業にかかる時間は倍増しているといいます。
原因は、今月11日にシステム提供元の企業で不正アクセスを受けた可能性が確認されたことです。
調査と被害拡大防止のため、15日からサービスを停止しました。
患者
「すごく困りますね。妊娠だと自分のことだけじゃないのですごく困ります」
「病院も被害者なので、早く復旧できるといい」
患者の氏名や電話番号のほか、出産予定日などの情報もひも付いているため、漏洩(ろうえい)した場合の不正利用について不安を感じる人もいます。
ミナミクリニック
南宏次郎院長
「医療機関は社会インフラの1つで(システムが)調子悪いから止めますとはできないので、何かあっても診療継続できる体制を維持しないといけないので、対策はどこの施設も急務だと思う」
「漏れている前提で対策を」
特殊詐欺対策などのサービスを提供している会社を取材すると。
トビラシステムズ
柘植悠孝さん
「(Q.不正アクセスによる情報漏洩が増えている理由は?)世の中、色々なサービスがある。サーバーで情報を管理している。そこの脆弱(ぜいじゃく)性が狙われている。犯罪者が脆弱性を見つけるのにAIを活用して、効果的に攻撃できるようになってしまった」
AIを使えば24時間サイバー攻撃を続けられることから、セキュリティー対策は難しくなってきているといいます。
「免許証の画像であれば本人の容貌がもれてしまう。ディープフェイク、本人になりすまして攻撃することも考えられる」
私たちも詐欺メールなどへの対策を改める必要があるといいます。
「相手は(我々の個人情報を)知っている前提で怪しむ、チェックすることが大事」
(「グッド!モーニング」2026年10月20日放送分より)
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