気象予報士の竹内青空氏が21日、猛烈な勢力となっている台風30号の今後の見通しについて解説した。台風は先島諸島に接近する見込みであるほか、週末以降は前線の活動を活発化させ、日本列島の広い範囲で大雨をもたらす恐れがあるという。
竹内予報士によると、台風30号は中心気圧が900ヘクトパスカルまで低下し、今年の台風の中で最も気圧が低くなっているという。21日現在が最盛期とみられ、今後は少しずつ勢力を落としながら西寄りに進む見通しだと説明した。
警戒が必要なエリアとして、竹内予報士は先島諸島を挙げた。金曜日から土曜日にかけて非常に強い勢力で接近する見込みで、金曜日は大荒れの天気となる恐れがあるとして、「暴風や高波、大雨に厳重な警戒が必要。早めの台風対策を心がけてほしい」と呼び掛けた。
その後の進路については、進路を北から北東へ変え、九州など日本列島に近づく可能性があるという。週初めの時点から進路予測が変わった要因について、竹内予報士は「高気圧の勢力が衰える予想に変わったことで、台風の通り道ができてしまったため」と分析している。
21日正午時点の予想で26日(月)、台風が九州に近づく頃には勢力自体は落ちる見込みとなっている。しかし、竹内予報士は「油断はできない」と警鐘を鳴らした。
台風の東側には前線が停滞しており、台風が暖かく湿った空気を送り込むことで前線の活動が活発化する恐れがあるという。そのため、暴風域を伴わない見通しであっても雨を降らせる力は衰えず、台風が近づく前の土曜日から週明け月曜日にかけて、西日本や東日本でも大雨となる可能性があると指摘した。
竹内予報士は、前線の位置や台風の進路によって雨の降る範囲や強さが変わる可能性があるとして、「今後もこまめに最新の気象情報を確認してほしい」と注意を呼び掛けている。
(ABEMA NEWS)

