
日本のフリマと蚤の市で大調査!外国人は何に魅了され、何を買うのか?追跡すると海外で意外な使い道や知られざる日本ブームが明らかに!気になる人気商品ランキングも発表します。
【画像】「私とパリに来たがっているの」購入した40体のこけし
6割が外国人 “日本最大級”のフリマ
アメリカから来た人(67)
「東京にスゴいフリマがあるって聞いて、どうしても来たかったんです」
フィリピンから来た人(46)
「まさに“宝探し”だ」
東京・品川区の大井競馬場でほぼ毎週末開催されている“日本最大級”のフリーマーケット。
オーストラリアから来た人(43)
「ケロちゃん。私、カワイイモノに目がないの」
カナダから来た人(29)
「100年前の掛け軸。あと私はネイリストだから、このデザインをネイルにしようかな」
来場者は、多い日には1万人。なんと、その6割が外国人です。ブラジルから来たエウクレディオさん(65)が大感激の“お宝”が。
「靴べら。私にとっては芸術品です。木でできていて、とにかく美しい。ブラジルには靴べらがないんだよ」
ブラジルには靴べらがない?といい、なんと、お土産で配るため17本も購入。帰国後の様子を送っていただくと…皆さん、初めて目にするようでピンとこない様子ですが…エウクレディオさんが「靴べらなんだよ」と紹介すると大ウケ。
帰国後のパーティーでも、皆さん大興奮!室内でも靴が一般的で、日本のように「玄関で立ったまま靴を脱ぎ履きする」ことが少ないためか、長い靴べらはかなり珍しいそう。
女性
「ファビーニョのお尻を叩くモノね」
孫の手にしたりも…長い棒を手にすると色々やりたくなるのは万国共通?
以前の持ち主の“痕跡”も
追跡すると、意外な海外事情も見えてくる外国人の宝探し。外国人客121人に大調査。ちょっと意外な人気ランキングも発表します。
アメリカから来たフランキーさん(26)
「本を入れるのに素敵なバッグを見つけたの」
アメリカから来たフランキーさんが大絶賛のバッグというのが…そう、ランドセル!
「バスに乗った時、子どもたちがみんな背負っていて、なんてキュートなバッグなのと思っていたらこのフリマで出会えたんです」
実は、ランドセルはこのフリマで外国人に大人気。丈夫で大容量、見た目もおしゃれな3拍子そろったバッグと、普段使いするオトナの外国人が増えているんです。
このランドセル、よく見ると何か書いてあります。おそらく「3年2組」。以前の持ち主の“痕跡”が残るのもフリマならではで、イタリア人男性が一目ぼれして購入したお祭りの法被にも、前の持ち主と思しき「つね」さんの名札がそのまま。
イタリアから来た人(36)
「この色とデザインが気に入りました」
「コレも気にいったよ」
イタリアから来た人(34)
「女性モノだったんだ!私たち背が低いから短いのを探していたの。だから、むしろちょうど良かった」
スイス人男性のジェイコブさん(31)が1万5000円で買った法被は…どうやら「はじめ」さんのモノだったようです。
「コレがクールなんだよ!フリマだからこそ、はじめさんがお祭りで着ていたと分かる。そのストーリーに思いをはせられるのがいいんです」
「もちろんスイスに帰っても着るよ」
「(Q.どういう時に着る?)毎日着ますよ」
本当に毎日?帰国後の映像では、確かに、あの法被を着てカラフルな路面電車が走るスイス・バーゼルの街中を歩いています。前の持ち主「はじめ」さんも、まさか海を越えスイスで愛用されるとは夢にも思っていないでしょう。
昭和の歌姫の大ファン
イギリスからきたLJさん(47)は、昭和が生んだあの大スターをこよなく愛しているそうです。
「日本語を学ぶのに音楽がいいと思って、鬼のパンツ、どんぶりゴロゴロとかYouTubeで童謡を聴き続けていたら、ある日、彼女の曲が流れてきたんです。『川の流れのように』。きれい。『コレだ!』と思ったんです」
「ひばりさんの大ファンです」
昭和の歌姫・美空ひばりさん。実は、LJさんと妻のサラさん。ひばりさんに魅せられ、ヨーロッパ各地のお祭りで歌声を披露しているそう。
自宅には苦労して集めた自慢のコレクションが。なぜ、そこまでひばりさんにひかれるのでしょうか。
「昭和の時代は人々がすごく前向きに生きていて、それがひばりさんの音楽にも反映されていると思います」
「サンキューひばりさん、サンキュージャパン」
骨とう品どう飾る?
スーツケースいっぱいに日本の骨とう品を爆買い中だったアメリカから来たメリンダさん(59)。
「アンティークの筆。美しいでしょ」
「そしてとても美しいランプも。もちろん家で使うわ」
そして、今回一番の掘り出し物というのが…。
「そろばんよ」
「(Q.使い方自体は分かる?)ノー」
「古くなるほど良さが出てくる感じが好きなの。ニッポンの“ワビサビ”が好きです」
さらに、大切な夫へのお土産に、なぜかアポロ11号が月面着陸した1969年の雑誌も購入していました。
「自宅には日本から影響を受けた部屋があるのよ」
気になる自宅のニッポンルームとは?
「こんにちはみなさん。ようこそ私のロサンゼルスの自宅へ。これからフリマで購入したモノをお見せします」
こちらが日本から影響を受けたという“ワビサビの部屋”。
「昔から日本のスタイルが大好きで、特に日本の木の色合いはぬくもりがあって好きなんです」
「ちゃんとついたわ。美しい。フリマで一番のお気に入り」
今回買った商品も仲間入り。そして、あのそろばんは?
「このそろばんを飾るか、それとも電球を入れてこれを飾るか。でも両方飾っちゃうかも」
そんな“ワビサビの部屋”に、夫へのお土産の雑誌はなじまない気もしますが…実は、夫は月面着陸を成し遂げた、あのNASAの職員。歴史的な瞬間を伝える日本の雑誌に大喜びです。
上野の人気“蚤の市”
外国人に人気のニッポンの“蚤の市”はこちらにも。上野の不忍池のほとりで、年に5回開催される「うえの青空骨董市」。
アメリカから来た人(31)
「上野を観光していたらたまたま見つけて、とても気に入った。掘り出し物を見せてあげるよ。とても美しい」
都心を観光中、偶然立ち寄り思わず足をとめる外国人が多いようです。
フランスからきたイリアナさん(23)、日本人形が気になるようで。
「これが面白い。ナゼ岩を頭に乗せているの?」
いやいや、それは岩ではありません!
「だって触り心地が岩でしょ」
「(Q.これはえぼし)エボシ?帽子?すみませーん」
ずっと欲しかった品とは?
チリから クラウディアさん(40)
「私たち日本が初めてではないんです。以前見てから欲しかったんです」
ピエールさん(43)
「詳しい意味は分からないんだけどね」
と、突然ですがここでクイズ!こちらのカップルが、以前日本で一目ぼれ、ずっと欲しかったというニッポンの品とは?ヒントは…5月に目にした、バルコニーに飾りたいモノ、お分かりですか?正解は…。
ピエールさん
「ニッポンを代表する文化だから、こいのぼりがずっと欲しかったんです」
日本のお祭りで見かけて以来忘れられず、しかしどこで買えるか分からず、やっとここで巡り合えたそう。
その後、念願のこいのぼりは自宅のバルコニーに!チリの空を泳ぐさまを味わいたいといいます。
オーストラリアから エリンさん(31)
「私たちは旅行先で必ず絵を買います。その国のことを思い出せるようにね」
親子が「日本を思い出せるように」と買った絵を見せてもらうと、浮世絵に…そして娘は、絵。この2枚の共通点、分かりますか?
エリンさん
「雨の中の女の子。ずっと雨続きだったから、今のニッポンぽいでしょ」
母・ペニーさん(65)
「台風もあったわ」
記録的な長雨が続いた関東。今回の旅、「日本の思い出は雨」だとか。それでも…。
ペニーさん
「普通の絵と違って特別な感じ。だから気に入っているの」
エリンさん
「私は雨好きだしね」
人気トップ3を調査!
ここからは、ニッポンの“蚤の市・フリマ”外国人客121人調査、人気トップ3。まずは、第3位は日本語の看板やポスターです。
ウェールズから ジェイコブさん(28)
「なんて書いてあるか分からないけど、広告だと聞きました」
フランスから オディールさん(64)
「2人に何があったのかしら?」
独特な雰囲気やデザインがクールと大人気。専門店もあるほどです。
ジェイコブさんが買ったのは、ブリキ製のシャンプーの広告看板。右から読むデザインから戦前のモノのようです。
「看板の色も流れるようなグラフィックのデザインも素晴らしい。3000円でした。安くてビックリしました。ベリーハッピー」
と絶賛ですが、どうやって使うのでしょうか。ここは、ウェールズのジェイコブさんのビンテージショップ。世界中から集めた古着や雑貨が並ぶおしゃれなお店の一角に、確かにあのシャンプーの看板がありました。
「商品と同じくらいディスプレーは大事だからね」
あの看板を見た瞬間、この店に欠かせない一部になると感じたそう。
「日本のフリマには間違いなくまた行きます」
人気商品第1位は?
続いて第2位は…着物や羽織など和服です。
スイスから来た人(30)
「ポーズをとった方がいいかしら?とってもすてきな着物よね」
なんと安いモノは数百円から。外国人の間では、スタイリッシュに着こなす普段使いできるアイテムとしても大人気なんです。そして第1位は…クイズです!購入した人のコメントから考えてください。
女性
「伝統的なものだけどモダンさも感じます」
「この木でできた形と、あと髪形がかわいくて好きなんです」
もうお分かりでしょうか。第1位は…。フランスから来たオディールさん、ランドセルの中から見せてくれたのが…そう!ニッポンの伝統工芸品こけしです。
「この子は私とパリに来たがっているのよ」
「こけしと目を合わせてね『私とパリに来る?』って聞いて『イエス』と言われたら、買う」
1カ月の日本旅行で、至る所でそんな会話を繰り返し、その結果が…な、な、なんと!今回だけで40体ものこけしを購入。あきれた夫から「これ以上買ったら離婚する」とまで言われたそう。
デンマークから来た人
「こけしドール」
「デンマークではこけしが人気よ」
外国人の心を鷲づかみするこけしたち。こちらのフランス人カップルも、いつでも日本を思い出せるように、トイレに着物やポストカードなどの日本のお土産が。そしてなぜかトイレの上に巨大なこけしが置いてありました。
実は海外で、今まで以上に「こけし」ブームが盛り上がっているそう。
フランスから ステファニーさん(47)
「日本では子どものおもちゃのイメージかもしれませんが、フランスでは大人向けのインテリアです」
こけしマニアのステファニーさんによると、芸術の都・パリで再来月“こけし博”なるイベントが開催。日本でも去年、インバウンド盛況な渋谷に専門店がオープン。職人が手作りした、5000体のこけしが並ぶ圧巻の光景に外国人客も興味津々。特に人気なのは、おかっぱスタイルだそう。
アメリカから来た人(31)
「一つひとつ表情が違うのが素晴らしい」
スイスから来た人(50)
「日本人らしい髪形に着物姿。家でこれを見るたびに、『日本に行けて本当によかったな』って思える。それがこけしなんです」
(2026年10月15日放送分より)
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