
都内でも旅した気分になれる自治体のアンテナショップ。今、人気急上昇で注目を集めているのが広島県と秋田県。広島は銀座に堂々の4フロアの売り場を構えるアンテナショップで、売上高で沖縄県を抑えて、北海道に次ぐ2位。一方、秋田は品川駅近くという立地を生かして国内旅行者とインバウンド外国人客も多く、「来店したことがある」と答えた人の伸び率が都内アンテナショップの中で1位です。この2店の魅力の秘密を追跡します。
全国売り上げ2位の広島
都内にいながら地方の魅力を存分に味わえるのが、アンテナショップの魅力。広島は銀座に堂々4つのフロアを構えます。
広島を調査するのは三山賀子アナウンサー。全国売り上げ2位の原動力は、レストラン4店舗を併設していることにあります。
なかでも人気なのが…。
広島お好み焼き 鯉々
小林和幸さん
「(Q.こちらのおすすめは?)生麺の牡蠣(カキ)祭ですね」
ゆでたての生麺をカリッと焼くのが広島流!たっぷりのキャベツや豚肉と重ねて、これから旬を迎える広島県産カキをトッピングした大人気メニューです!
三山アナ
「いただきます。おいしい!お好み焼きの香ばしさとカキのクリーミーさがものすごく合いますね」
さらに、東京ではあまり知られていないローカルフードがありました。
小林さん
「コウネがよく出る。東京では広島のお好み焼き店に行かないとない」
コウネとは、牛の肩バラ肉のこと。味付けは、シンプルに塩と胡椒のみです。
三山アナ
「かめばかむほど甘い脂がジュワッと出てくる感じ。おいしいです」
秋田の文化を身近に体験
対するのは、品川駅近くにあるのが強みの秋田のアンテナショップ。「来店したことがある人の伸び」が都内1位。その理由は、立地だけではありませんでした。調査するのは、久保田直子アナウンサー。
併設するレストランは74席。ゆったりと食べられるのも人気の理由です。そこで、いただく郷土料理が…。
あきた美彩館
江川勝子さん
「お待たせしました。きりたんぽ鍋御膳です」
久保田アナ
「これ全部いただけるんですね。うれしい」
「きりたんぽ鍋御膳」は、ハタハタ寿司や稲庭うどんなど、秋田の名産を一度に堪能できる欲張りメニュー!お値段は1880円です。
焦げ目のついた「きりたんぽ」に、秋田の名産、比内地鶏のスープが染み込んだそのお味は…。
久保田アナ
「おいしい。香ばしさと甘さ。おいしいな。秋田に行ったら、食べるべきものが全部つまっている。このセット最高です」
ランチは、比内地鶏のモモ肉と胸肉を甘辛く煮込んだ丼など、お得なメニューが目白押しです。さらに…。
なまはげ
「悪い子はいね~かー」
月1回のなまはげ練り歩きイベントや、秋田犬との触れ合い会を不定期に開催。秋田の文化を身近に体験できることが、人気急上昇の要因となっています。
売り上げベスト3対決!
他では買えない商品が手に入るのも、アンテナショップの魅力の一つです。ということで、物販コーナーの「売り上げベスト3」対決!
まずは、広島の第3位。唯一無二の食感が癖になるご当地珍味です!
広島県出身(40代)
「味というか食感がプチプチしてて、他にない感じ」
都内から来た人(40代)
「お酒のつまみにちょうどいい。関東にはないと思う」
第3位は、「子持ちこんにゃく」!弾力のあるこんにゃくに、シシャモの魚卵をたっぷりと練り込んだ珍味です。
一方の秋田も、魚を使った珍味がランクインしました。
久保田アナ
「これくらいで十分?」
「しょっぺえ。止まらない」
秋田のソウルフード、「超しょっぺぇ ぼだっこ」!「ぼだっこ」とは、塩辛く漬け込んだ鮭のこと。秋田では、コンビニで売られるほどスタンダードな食べ物なんだとか。
第2位は“甘いもの”
続いて、広島の第2位は…。定番お菓子の進化系です。
北海道から来た人(20代)
「友達からのお土産で感動を受けて、自分でも買いに来た」
広島県出身(50代)
「いつもとは違うもみじ饅頭を配ろうかなと」
第2位は、10年の歳月をかけ開発された「生もみじ」。通常のもみじ饅頭は、小麦粉が主原料ですが、「生もみじ」は米粉を使用。もみじ饅頭が大好きな三山アナは…。
「しっかり焼き目の香ばしさも感じつつ、モチモチとした生感。最高です。買って帰りたい」
対する秋田も甘いものがランクイン。
都内から来た人(60代)
「(以前)箱で買った。リンゴの甘い味そのもの」
第2位は「めんこいなりんごジュース」!秋田県産のリンゴを100%使用した、パウチ型の定番商品です。
久保田アナ
「おいしいー、おいしい!酸味と甘味、バランス最高」
あきた美彩館 江川さん
「秋田もおいしいリンゴがたくさんあるんですよ」
秋田のリンゴは木の上で極限まで完熟させるので、甘みが強くなるのだそう。
久保田アナ
「全部飲みました。説明の間に…」
売り上げ第1位は?
そして!広島で第1位に輝いたのは、地元民が愛してやまないソウルフードです。
広島県出身(50代)
「お弁当に入っていることが多かった」
広島県出身(20代)
「普段の食事にも結構出るイメージがある」
それは、一見するとハムカツのような揚げ物ですが…。
三山アナ
「ピリ辛のかまぼこにサクッと衣がついていて、おやつ感覚でパクパク食べられます。おいしいです」
第1位は、「うまいでがんす」!魚のすり身にみじん切りのタマネギやトウガラシを混ぜ、パン粉を付けて揚げた広島のソウルフードです。
そして、「いぶりがっこ」や「きりたんぽ」を抑え、秋田の第1位に輝いたのは…。
都内から来た人(20代)
「食感が独特というか、これじゃないとできない」
神奈川県から来た人(60代)
「もちもちっとした食感で、ゴマの味がおいしいお菓子です」
第1位は「まち子姉さんのごま餅」!白ごまと黒ごまをたっぷり使った、地元の婦人会に代々伝わる手作りの味を継承した商品です。
久保田アナ
「これおいしい!とにかくこれはゴマ!ゴマをもちにしたらこうなった。もちもち感が唯一無二。(商品化した)まち子姉さん、何作ってくれてるんですか~」
知られざる「地元飯」
そして今回は、なんと、今勢いに乗る秋田が広島に「殴り込み」!?それぞれの店の知られざる「地元飯」で対決します。
まずは広島。一見すると普通のチャーハンですが、使われている具材が「広島の家庭に1つはある漬物」という、その名も「広島菜」です。
日本三大「菜漬け」の一つとしても知られています。混ぜご飯の素「ひろし」の具材としてもおなじみの味。そんな広島菜にカキしょうゆなどで味付けした、広島尽くしのチャーハンの素がイチオシの地元飯!1人前214円とお手軽価格となっています。
あきた美彩館 尾形静子さん
「うめえ」
久保田アナ
「広島菜とカキしょうゆって合うんですね。ご飯に染みたところもおいしい。菜っ葉のシャキシャキした食感もアクセントになっておいしい。広島さんて強いですね、カキしょうゆ使ってらっしゃるから」
尾形さん
「だからうめえんだなあ」
そして挑戦者、秋田は稲庭うどんですが…。つけダレが、あろうことかグリーンカレーなんです。意表を突いた組み合わせですが…。
ひろしまブランドショップTAU
松村将太さん
「おいしい。後からいろんな香辛料がくる」
三山アナ
「一口食べてココナツの香りがフワッとして。おだしの柔らかさと、スパイスのツンとした感じがどっちも楽しめる。このマッチ絶妙ですね」
尾形さん・久保田アナ
「いがった~(よかった)」
開発したのは、創業160年を超える稲庭うどん店。新たな可能性を追求するため、まかないで作ったグリーンカレーと合わせたところ、まろやかで濃厚な味わいがマッチしました。
売上高で実績のある広島。さらなる飛躍のために秋田にヒントを!
松村さん
「グリーンカレーは異色な感じ。定期的に試食をしてファンを増やす」
三山アナ
「一口食べたらみんなファンになりますよ」
尾形さん
「ぜひやらせてもらいます」
(2026年10月16日放送分より)
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