「神殺しの英雄」と呼ばれた武人が、病に倒れかけた幼い令嬢のニア・リストンの身体に転生。病を克服し貴人の令嬢として第二の人生を歩みつつも、強者との死闘をしたたかに望むストーリーが描かれるTVアニメ『凶乱令嬢ニア・リストン 病弱令嬢に転生した神殺しの武人の華麗なる無双録』が、2026年10月6日より放送されている。
見た目こそ可愛らしいお嬢様でありながら、中身は武人というニアに仕えるリノキス・ファンクは、リストン家専属侍女としてお世話をしつつも、ニアに対する異常なまでの愛情を持った個性的なキャラクターだ。
そんなリノキスを演じるのは、声優の和泉風花。感情表現が豊かな喜怒哀楽で作品を彩るリノキスを演じるうえで、どのようなアプローチがあったのか。インタビューで伺った。
——ニアの侍女であるリノキスですが、彼女への深い愛情があるゆえに、一般的な侍女のイメージとは違ってけっこう感情表現が豊かですよね。
和泉:そうですね。とにかく感情表現が豊かな子なので、オーディションのときから「やったもん勝ちだな」と思い、色濃く演じていた記憶があります。ニアは表情や声色に直接的に感情が出る子ではないぶん、リノキスが作品全体を明るくする子だなと思ったので。
——役作りのベースとしては、やはり侍女であることが大きいのでしょうか?
和泉:リノキスの持っている、侍女としての矜持を常に大事に演じようと思っていました。どれだけハジけたギャグシーンでも、彼女にとって一番大事なことは、ニア・リストンの侍女であること。どんなシーンであっても、侍女たるリノキスであるという意識を持って演じていましたが(シーンごとの)ギャップはすごくあったと思います。
——ニアへの愛が暴走気味なところもあったりしますが、ギャグシーンではフルスロットルでまずは演じてみようという?
和泉:やりすぎてNGになったことは1回もないですね。毎回思うままに全力でぶつからせていただいて、OKをいただいています。ただ、リノキスがニアに対して愛情をぶつけて怒られてシュンとなるという一連の流れが、お約束として繰り返されることになるので、テンプレート的に繰り返してしまうと面白くなくなってしまうというディレクションはいただきました。
そのためテンプレ的にならないように、毎回リノキスがどんな想いを持って愛情をぶつけているのか。セリフの中に込められている感情を、100倍にするくらいの気持ちで波をつけて演じるようにしていました。
あとはやっぱり、あまり自粛しないと言いますか、すべてを真っ直ぐに感情表現する子なんですよね。ニアに対して愛情もぶつけますし、怒るときは怒る。本当に裏表がない子なので、そこは私も真っ直ぐ演じるようにしています。
「マジの舌打ちをしました」
