
企業がシニア社員向けに孫のために仕事を休める「孫休暇」の導入を進めています。どのように活用しているのか、仕事と孫の世話を両立している女性を取材しました。
「孫休暇」制度を活用
東京・千代田区にある「太陽生命保険 東京支社」でバリバリ働く60歳の小林裕子係長。もう1つの顔は、2人の孫の“おばあちゃん”です。
「(娘の)出産が今年2月にあったが、その時に上の孫もいたのでそこで孫休暇を取得した」
この日も2歳の煌太くんを保育園に送ったあと、娘の彩香さん(33)とともに公園へ。7カ月の風磨くんと遊び、“孫育て”に大忙しです。
小林さんの勤務先である太陽生命保険が、去年10月から導入したのが「孫休暇」。年次有給休暇とは別に、孫の看病や保育園の送り迎えなどで年間10日、有給休暇を取得することができます。
導入から1年、これまでにおよそ70人が利用しました。
「(孫休暇を取得して)とても良かった。(会社も)理解を深めて孫休暇を色々な所に浸透させていければ良いのでは」
「孫休暇」は会社に申請したその日に利用することができるため、急なトラブルにも対応できるといいます。
小林さんの娘 根岸彩香さん
「私が熱を出すこともよくあるので、そういう時に家事や育児を手伝ってもらえる、面倒を見てもらえるのは助かる」
日本の労働環境にも変化
福岡市に本社を置く電力会社などでも「孫育休暇」を導入しています。
エムズ人財開発研究所の宮原淳二社長は、こうした休暇制度が導入される背景には、少子高齢化による日本の労働環境の変化があると指摘します。
「定年が原則65(歳)になった。働く人たちの就業年数がだんだん長くなったのが一つある。(孫休暇は)じわじわ増えていく感じではないかなと思う」
(「グッド!モーニング」2026年10月27日放送分より)
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