
毎日使っている人も多いLINEが、来月から使えなくなるかもしれません。どう対応すればよいのか取材しました。
今や“シニアの必需品”
講師
「きょうは基本の動かし方をやっていく。難しいことはやらないので安心してください」
27日、千葉県市原市で行われていたのは、メッセージアプリLINEの講習会です。
27日の参加者は全員が70代以上のシニア層。LINEにあまり慣れていない人も多く、真剣な顔で講師の話に耳を傾けます。
スマホ教室担当者
「LINEは(シニア層に)非常に人気があって、家族とコミュニケーションを取るのに使いたいという人が多い」
参加者(70代)
「(Q.LINEやっている?)やっているんだけど難しいね。結構やってますよ、決まった人が(連絡の)相手だから。新規にやる(友だち登録)とかが私はよく分かっていない」
シニアも日常的に使うようになったLINE。中には、こんな場面で必要性を感じた人も。
参加者(70代)
「このごろは地域のいろいろな連絡もLINEで済ませるということで、大雨の時、土砂災害などがあったその連絡も全部LINEなんです。私はLINEをやっていない非常に困ったことがあった」
来月からLINEが使えない?
今や命を守るための連絡までLINEで回ってくる時代ですが。
運営するLINEヤフーは今月8日、来月4日から一部の人がLINEを使えなくなると発表しています。
70代
「初耳」
その理由は、スマホの「バージョンのアップデート」です。
バージョンとは、iPhoneなどの「設定」から見られるこの数字。数字が大きくなるほどバージョンは新しくなり、アプリなどを動かすスマホの機能が更新されます。
4日以降、このバージョンが古いままだとLINEが使えなくなるといいます。
専門家はバージョンの更新について。
ITジャーナリスト
成蹊大学特別客員教授 高橋暁子さん
「これほどサイバー攻撃がされている現在は(バージョンを)古いまま放置すると非常にリスクが高くなる」
26日も、家電量販店を運営するJoshinで免許証やマイナンバーカードといった個人情報が流出したと発表。先月末から不正アクセスによる被害が相次いでいます。
そこで狙われているのは、スマホなどを動かすシステムの穴、脆弱(ぜいじゃく)性と呼ばれるほころびです。
スマホのバージョンをアップデートすることで、その弱い部分の穴がふさがれ、私たちが個人情報などを守るための有効な対策になるといいます。
高橋さん
「最新にアップデートしておくことで守りは盤石になる。自分の大事な情報が流出したり不正アクセスのリスクを防ぐには、必ず最新にアップデートするのをおすすめします」
(2026年10月27日放送分より)
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