28日の衆議院財務金融委員会で、答弁席に立った片山さつき財務大臣がマイクを豪快に“たたいた”一幕があった。
この日、民主改革の会の階猛議員から、政府が打ち出している消費税の時限的な引き下げについて、「2年後に税率を元に戻す際、大幅な物価上昇を招くのではないか」と合理性を問われた片山大臣。「中所得、低所得世帯には消費税率引き下げの効果を上回る支援金を受けられる制度になっている」と強調し、負担軽減策に理解を求めた。
これに対し、階氏から「支援金が配られる方のうち、最も所得の低い人などは具体的にいくらもらえるのか数字で答えてほしい」と追及されると、片山大臣は右手に資料を持ったまま答弁を始めた。「支援額が最も多くなる方については支援基本額が、いわゆるこの台形スキームですね……」と説明しながら、空いた左手で「台形」の形を描こうと身振りを交えた瞬間だった。
勢いよく動かした左手が、目の前のマイクを直撃。「ゴッ!」という鈍く大きな音が委員会室に響き渡った。
豪快な打撃音にもかかわらず、片山大臣は表情一つ変えることなく、「ゴリゴリ」と音を立てながらマイクに触れて位置を直し、何事もなかったかのように答弁を続行。「現段階で具体的な数字についてお答えすることは困難である」と、支援金の詳細については明言を避けた。
階氏は「何を聞いても肩透かし。論点をずらされている」と発言。「金額が明らかになっていないのでは国民は不安しか残らない。目先の安心より将来の不安が上回る」と指摘し、消費減税の実効性に強く疑念を呈した。
(ABEMA NEWS)
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