事件から半年後、被告が自身の携帯電話のメモ帳に「目立つことはするな。息を潜めて行動しろ。深海魚のように人知れず泳ぎ回れ」と保存されていたことが検察によって明らかになっている。出口氏は、この点に注目して「『プロフェッショナルとして動きなさい』『個人の感情としては全く関係のないところでやりなさい』という1つの指示であることは確かだろうと思う」と述べた。
続けて「このような事件が起きている時に、私たちの心理の中では何が起きるのか。“認知の閉鎖欲求”というのが起きる。これはモヤモヤしているような、要は未解決事件みたいなものが起きると、『早く解決して』という気持ちがみんなに働く。そんな時に被告としてこういう暴力団に所属している人間が出たとなると、『それだ』と思い込んで、心を安定させようとする」と解説。
さらに「そこから始まるのが“確証バイアス”というたちの悪いバイアスで、それに関連する情報だけが集まってくるようになってしまい、情報の偏りが発生してしまう。今回、そこら辺のことすらうまく利用されているのではないかと考えている」と見解を明かした。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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