
今後の中東情勢を左右するイスラエルの総選挙について、関連するニュースをまとめています。
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与野党ともに過半数届かず
イスラエルの総選挙は開票が終わり、与野党ともに過半数には届きませんでした。今後の連立交渉が焦点となります。
イスラエルの中央選挙管理委員会は29日に開票を終了し各党の議席数を発表しました。現職のネタニヤフ首相が率いる「リクード」が27議席を獲得し第1党になりました。対抗馬として注目されたアイゼンコット氏が率いる「ヤシャル」は21議席に留まりました。120議席のうち、与党が53議席、野党が48議席といずれも過半数には届きませんでした。
今後、大統領が組閣に適した人物を選び、19議席と躍進したアラブ系の政党も含めた連立交渉が始まっていきます。ただ、アラブ系政党の一部が、すでに野党とは連立しないと表明していて、野党としては、困難な交渉となりそうです。
(10月30日 7:45配信)

出口調査で与野党が接戦に
出口調査ではネタニヤフ首相率いる与党と野党が接戦となっています。イスラエルの公共放送は、120の議席に対し、現職のネタニヤフ首相率いる与党と野党がそれぞれ51議席を獲得する予測だと伝えました。野党が若干優勢と報じるメディアもあります。
ただ当初、苦戦が予測されていたネタニヤフ首相のリクードは、第1党を維持する可能性が高まっています。
中でも注目されているのは、アラブ系の政党が大幅に議席を増やすと見込まれていることです。18議席を獲得すると予測されていて、地元メディアは「サプライズだ」と表現しました。
与野党ともに過半数を得るのは困難な状況で、このアラブ系の政党がどう動くかが今後の連立交渉のカギを握ることになりそうです。
野党としてはアラブ系の政党と協議して反ネタニヤフで一致したいところですが、連立に否定的な意見があることから先行きは見通せません。
野党で元軍参謀総長のアイゼンコット氏は演説し、「国民はネタニヤフ氏の続投に反対する票を投じた」と強調しました。
(10月28日 10:25配信)
投票終了 出口調査では野党が与党をリード

総選挙は日本時間28日午前に投票が締め切られ、出口調査ではネタニヤフ首相率いる与党を抑え、野党が優勢となっています。
このうちイスラエルの公共放送は120の議席に対し、野党が53議席を獲得して現職のネタニヤフ首相率いる与党の50議席を上回るとしています。
ただ、当初苦戦が予測されていたネタニヤフ首相のリクードが第1党になる予測です。
さらに、アラブ系の政党が大幅に議席を増やすとみられています。
与野党ともに過半数を得るのは困難な状況で、今後はアラブ系の政党も含めた連立交渉がカギを握ることになります。
うまくまとまらなければ、ネタニヤフ首相が暫定首相として政権運営にあたる可能性もあります。
(10月28日 05:51配信)
投票始まる 午前10時時点投票率が1981年以来最高に
総選挙は27日午前7時から投票が始まりました。
地元メディアによりますと、午前10時の時点で120万人が投票していて、投票率は約16.7%となっています。
同じ時間帯で比較すると1981年以来、最も高い数字だということです。
投票した人
「私たちは非常に複雑な近隣諸国との状況を理解できる強いリーダーが必要だと考えています」
「私には子どもがいる。ずっと戦争の中にはいたくない。誰が選ばれるかで一番大事なのは人々を再び一つにまとめることだ」
世論調査で野党の優勢が伝えられるなか、現職のネタニヤフ首相が続投するかが最大の焦点となっています。
(10月27日 23:36配信)
総選挙は野党がリード ネタニヤフ首相の与党劣勢に
27日に迫ったイスラエルの総選挙は、軍の元参謀総長で野党のアイゼンコット氏の陣営が現職のネタニヤフ首相の党をわずかにリードし、接戦が伝えられています。
野党のアイゼンコット氏は、支援者集会で「我々は勝利し大きな変革をもたらす」と演説しました。
アイゼンコット氏は軍の元参謀総長で、ガザ地区の戦闘では息子やおいを亡くしています。2023年のイスラム組織ハマスによる襲撃に関して、国家調査委員会の設置を訴えています。
最新の世論調査では、アイゼンコット氏の党が第1党になるとの予測も出ています。
一方のネタニヤフ首相は、地元テレビで「今回の選挙にはイスラエルの存亡がかかっている。イランは私が当選することを望んでいない」と語りました。
また、イラン再攻撃の姿勢もアピールしています。
(10月26日 10:50配信)
「初のAI選挙」専門家が警鐘 各党がAI動画で“ネガキャン”

総選挙を2日後に控えるイスラエルでは、各党が生成AIを使ったネガティブキャンペーンを展開していて、投票行動にも影響が出るとの指摘が出ています。
イスラエルにあるオープン大学では、選挙戦でSNSに投稿される生成AIコンテンツを24時間監視しています。
調査した5万件のうち15%でAI(人工知能)が使われていて、「初のAI選挙だ」と警鐘を鳴らします。

オープン大学 アナト・ベン・ダビッド教授
「正当なものもあるが、選挙の公正性に新たな課題をもたらすものもあります。(ネタニヤフ首相が率いる)リクードが投稿したコンテンツの約4分の1にAIが使われています」
教授によると、視覚的インパクトの強い動画や政治的な比喩を描いた動画は、最も拡散されやすいということです。
各党によるAIを使ったネガティブキャンペーンも広がっていて、投票行動にも影響を与えるとの指摘が出ています。
(10月26日 06:35配信)
総選挙目前で…ガンツ氏が撤退表明

10月27日に実施されるイスラエルの総選挙に出馬を表明していたガンツ元国防相が、選挙戦から撤退すると明らかにしました。
ガンツ氏は19日、「選挙には出馬しない」との考えを示したうえで、「私は団結のために戦い続ける。これこそが、さらなる惨事を防ぎイスラエルが直面する国内外の課題から守る唯一の解決策だ」と明らかにしました。
ガンツ氏は2023年10月のイスラム組織「ハマス」による奇襲攻撃を受けてネタニヤフ政権の戦時内閣に加わり、国防相を務めました。
しかし、戦闘終結後の統治計画などを巡りネタニヤフ首相と対立し、2024年6月に戦時内閣から離脱していました。
今月27日に実施される総選挙でもガンツ氏率いる「青と白」は、世論調査で議席獲得に必要な得票を下回る予想が続いていました。
(10月19日 23:39配信)
米トランプ大統領 ネタニヤフ首相の続投「完全に支持」と表明

トランプ大統領は18日、自身のSNSで、ネタニヤフ首相を「偉大な戦士」としたうえで、「イランと戦うにあたり、平和のための素晴らしいパートナーだ」と称賛しました。
また、27日に行われるイスラエルの総選挙を前に、ネタニヤフ首相の続投を「完全に支持する」と表明しました。
さらに、イランへの再攻撃を実施する可能性に触れながら、ネタニヤフ首相ではない「間違ったリーダー」が首相に就任すれば、アメリカが単独で実行しなければならなくなると懸念を示しました。
これを受け、ネタニヤフ首相はSNSでトランプ大統領に謝意を伝え「我々は力を合わせて、イランが核兵器を手に入れることを許してはならない」と投稿しました。
(10月19日 11:18配信)
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