
中野ブロードウェイの時計店から高級腕時計を盗み逃走したとみられる男。番組が新たに入手した防犯カメラの映像に、男の左手に光るものが捉えられていました。
“4600万円の腕時計”窃盗
28日午後8時前の中野ブロードウェイ。そこに現れた黒ずくめの男。
直後、別の防犯カメラにも男が走り抜ける様子が映っています。注目すべきは、左手です。これは腕時計でしょうか。犯人も盗んだ腕時計をつけたまま逃走していました。

盗まれた時計は、世界三大ブランドに数えられるスイスの名門『オーデマ ピゲ』の象徴として君臨する『ロイヤル オーク』です。盗まれた店では、時価4600万円相当でした。
男は、防犯カメラを気にする素振りもなく、入店してきたそうです。


店内に客は男だけ。『パテック フィリップ』を試着すると、今度は『オーデマ ピゲ』。試着した『オーデマ ピゲ』を腕につけたまま走って逃げ出しました。
逃げる男を目撃していた男性がいます。
目撃者
「時計店のスタッフが一生懸命、追っかけて。尋常じゃなかったのが、エスカレーターを逆走して。はっきり覚えている、目の前で」


現場は、中野ブロードウェイ3階の店でした。
逃げた男は、地下1階に移動し、地下通路で直結しているスーパーへ。そこから建物の外に出たようです。

捜査関係者によりますと、男は駅の方には向かわず、病院がある東の方へ逃げたといいます。
その病院よりさらに東の住宅街のカメラにも上下ともに黒っぽい服装の男の姿が映っていました。腕時計をつけていたはずの左手がきらりと光ります。
これらの映像、犯人はハットをかぶっていたという情報や、腕時計をつけたまま逃走したという情報とも矛盾がないように見えます。
“厳重警備”も再び中野標的に

報道ステーションでは、3年前、今回、被害にあった店を取材していました。

ショーケースのウィンドウを開けると、防犯ブザーが鳴る仕組みです。店内には5台もの防犯カメラが設置されていました。

そして、今年8月、今回とは別の店でしたが、中野ブロードウェイで2億円相当の腕時計が盗まれます。
逮捕されたのは、チリ国籍の男2人。2人は調べに対し「日本は刑罰が緩いと母国で聞いていた」と話しているということです。

その事件を受け、警視庁は、先月、中野ブロードウェイや周辺の店で防犯指導や点検を実施したばかりでした。
前回から2カ月あまりで起きた今回の事件。
犯人は、いまも逃走中で、被害にあった店の従業員によりますと、流ちょうな日本語を話していたということです。
