中司宏規制改革担当大臣は2日の閣議後記者会見で、自民党、日本維新の会、国民民主党の3党が合意した衆院比例代表の31議席削減について問われ、「政府の立場として政党間の合意の評価は差し控えたい」と述べるにとどめた。これに対し、質問した記者が「維新を代表して入閣しているのにコメントできないのはおかしい」と追及。司会者が制止に入ったものの効果はなく、記者が割り込む形で「それはおかしな理屈だ」「逃げている」と指摘する一幕があった。
【映像】「逃げてる」と言われた中司大臣の“表情”(実際の様子)
■ 会見終了間際に「もう1問」 定数削減の評価ただす
司会者が「それでは会見を終わります」と締めくくろうとした際、記者が「すいませんもう1問」と挙手した。記者は大臣の所管外であると前置きした上で、自民、維新、国民民主の3党間で合意された衆院比例代表31議席削減について言及。日本維新の会の前幹事長である中司大臣に対し、「50議席減と言っていたのに31議席減で残念なのか、それともかなりの程度で成果が上がったと思っているのか」と評価を求めた。
中司大臣は「選挙制度のあり方は民主主義の根幹に関わるものと受け止めている。国会において議論いただくべき性格のものであり、この場は閣議後の会見であるため、政府の立場として政党間の合意の評価については申し上げることは差し控えたい」と回答した。
その上で、合意の事実や臨時国会への法案提出が盛り込まれていることは承知しているとし、藤田文武共同代表が「45議席削減を目指してきた中で、まずは31議席削減をしっかり仕上げた上で、まだ旗を降ろさずに中期的にやっていきたい」と発言していることに触れ、「私としても今後、そうした動きは見守っていきたい。この場ではそういうことで」と述べた。
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