■「繰り返しになりますが」3連発…福島氏が抗議、委員会室ざわつく
これに対し、答弁に立った外務省の井草真言審議官が「改めて、繰り返しとなりますが」と前置きし、従来の慎重姿勢を繰り返そうとしたため、福島氏は自席から「オーストラリアと日本の違いを言ってください」と抗議した。
委員長が「答弁をまず聞いてからお願いします」と制止するも、井草審議官が再び「改めて、繰り返しになりますが」と同じ文言で答弁を続けようとしたため、福島氏は「答えてない。委員長」と自席から反発。委員長が「まず答弁を聞いて」となだめる中、福島氏は「繰り返すんだったらけっこうです。答えてください」と語気を強めた。しかし、井草審議官がなおも三度目の「改めて繰り返しになりますが」を口にすると、委員会室はざわついた。
この泥沼のやり取りを見かね、茂木外務大臣が挙手して自ら答弁に立った。
茂木外務大臣は「同じ同盟国であっても、置かれている安全保障環境が全く一緒という形ではない。この日本を取り巻く安全保障環境、こういった中で日本の平和と安全をどう守っていくか、また、核兵器のない世界というのをどう現実的に実践的に作っていくか。この取り組みにつきましては、それぞれの国は私は違っているんだと思います」と応じた。
さらに、福島氏から国連での決議案採択について言及があったことに触れ、「先ほどからこの国連での決議案の話をしておりますけれど、簡単に作っているように思えるかもしれませんけれど、150カ国の賛成得るって本当大変なんですよ。国連本部において、代表国がですね、それぞれの国に働きかけて、何度も何度もやりながらやっていることであり、勝手に150カ国がすぐに集まるという問題ではないということはぜひご理解ください。外務省、国連代表部の名誉もありますから、そのことはぜひ福島委員にもご理解いただきたい」と反論した。
これに対し福島氏は「150カ国を説得するエネルギーがあるんだったら、核禁止条約のオブザーバーに参加をして貢献することもできると思っているんです」と譲らず、日本政府がオブザーバー参加に背を向けていると重ねて批判。「ぜひオブザーバー参加を、まだ日がありますので、外務省におかれては特に検討して参加をしてくださるよう強く求めて、質問を終わります」と述べて質疑を締めくくった。
(ABEMA NEWS)
