■「言えないんですか?」官僚挙手に田島議員が直接答弁を要求
ここで官僚が挙手したことに気づいた田島議員は、「大臣、お願いできますか? お願いしますよ。言えないんですか?」と挑発するように小泉大臣に直接の答弁を要求。これを受けて小泉大臣が挙手し、答弁に立った。
小泉大臣は、「まず、この安心供与というこの4文字、田島先生がどういう定義で使われてるかまだよくわかりませんし、このことについて、もう少しご説明があった上だと正確によりお答えできるかもしれません」と前置きした上で、「一般に、諸外国に対して、自国の安全保障政策の具体的な考え方を明確にして透明性を確保する、このことは重要です。諸外国から見て不透明な軍備増強や意図の見えない行動は、不信と誤算を招きます。防衛力を何のために整備するのか、どのような考え方でどこまで進めるのか、こうしたことを国際社会に対して明確に説明することが緊張を抑え、危機を防ぐ土台になると考えています」と答弁した。
これに対し田島議員は、「安心供与というのは、相手に協調的な行動を取れば攻撃しないと、現状を不当に脅かさないと伝えることによって将来的な安心・安全を保障すること、過度な警戒等の安全保障のジレンマを防ぐ戦略という風に一般的に理解されてると思いますが、それについてはいかがですか」と重ねて見解を求めた。
小泉大臣は、「抑止力=脅すことだっていう先ほどの田島先生の説明は、脅威というその言葉をもって使ってるのかもしれませんけども」とした上で、「我々としては、例えば日米同盟で具体的な米軍と自衛隊のオペレーションがどのように行われてるかは、国民の皆さんに公表できる範囲と、これは秘匿に関わる部分とあります。私はそれを見ています。そういったことからすれば、よりこの抑止力を担保するような自国の防衛力の整備と、米軍と日米同盟が具体的に現実に機能しているという、このことをもって抑止をしていくということは、必ずしも先生がおっしゃるような全てが脅しに基づいているということでもないと考えています」と反論した。
質疑時間が終了したため、田島議員は「時間になりましたので終わりにしますが、引き続き、この抑止、それから安心供与の話は大臣と続けさせていただきたいと思っております」と述べて質疑を終えた。
(ABEMA NEWS)
