「お盆休み」は本当に必要なのか?経済的側面からも考える必要あり 2016/08/17 02:15 拡大する 8月中旬に訪れるお盆。子どもたちからサラリーマンなどの大人まで日本中が行楽モードになり、国内のあちこちに旅行客が溢れ返す時期と言えるだろう。しかしながら、このようなお盆の時期には交通費や宿泊費、食費など様々なものが値上がりするのもまた事実…そんな中、お盆休みというように限定するのではなく、休日の分散化を図ってはどうかという意見も確かに存在する。実際に2010年には、休日分散化のワーキングチームを政府が立ち上げている。御手洗冨士夫経団連会長(当時)は「観光振興という大きな面から見ても(休日分散は)いいことだと思う」と、賛同の意向を示した。それ以来、一部の学校や民間企業などでは休日分散を取り入れる動きが出てきたが、まだまだ休日分散化は実験段階の域を出ていないと考えられる。 続きを読む