8月26日午前9時から、息子で俳優の高畑裕太容疑者(22)が強姦致傷容疑で逮捕、送検された女優の高畑淳子さん(61)が東京都内のホテルで記者会見した。会見には約300人の記者、27台ものカメラが集まり、淳子さんは予定の30分を大幅に超える1時間以上にわたり、座ることなく質問に応じた。

質問はさまざまにおよび、ネット上では疑問視されているものもある。AbemaTV『芸能㊙チャンネル』では、会見に行った菊池真由子リポーターとの質疑を紹介するほか、菊池氏がリポーターとしての立場から、「会見での質問」について持論を展開した。
■母の目からみた裕太容疑者「芸能界で浮かれていた」
裕太容疑者は24時間テレビにも出演しており、それに対しては「お詫びの言葉もみつかりませんし、現場での皆さんのことを考えると……、もう……、想像できないほどの、大変なことを皆さんがなさっているわけですから、何をしたらいいのかも想像できないです、もう」と言葉を詰まらせた淳子さん。
菊池)女性に対して、“あやういな”という部分はあったのでしょうか?
「この芸能界に入って、見たこともないようなきれいな方を見て、浮かれている様子をみなさんもご存知だと思いますけれども、あのまんま…でした」
菊池)共演したら好きになってしまうとか?
「女性にかぎらずお友達にもそうでしたし、すぐ人を好きになるというのは、男女問わず…そういうところはありましたですね…」
菊池)それが、イコールこのようなことに(なる)というのは、考えられなかった?
「ここまで愚かだとは思わなかったですけれど、そういう危惧は…、常にあったような気がします」
■淳子さん「母親としての十字架を背負っている」覚悟の姿
淳子さんの状態について、菊池氏は、
「憔悴しきって、やつれていた様子に胸にくるものがありました。後半のほうは倒れてしまうんじゃないかというくらい、ふわぁっとしている感じも見受けられたんですが、まだ手があがっていたのをしっかり見ていて、(30分という予定のところ)結局1時間5分もの長い間、いろんな質問に答え、気丈に母親として会見をしたというのが印象的でしたね。
“バカなことをしたけれど、どんなことがあってもあなたのお母さんだからね”と言ったときの高畑さんというのは、母親としての十字架を背負っているじゃないですけど…。 (母の気持ちがある一方で)でも、被害者の女性のことを考えると、娘だったらと置き換えて、ちゃんとしなくちゃ、ちゃんとしなくちゃと心の中で葛藤しているというのがすごく伝わってきましたね。
9月からの主演舞台について話が及んだとき、(演じなくてはダメだと関係者に言われ)演じることが贖罪なんですと言ったときに、服を手をぎゅーっと握ったんですよね。その手の力に、女優としても母親としても思いが見えた気がしました」
と伝え、「淳子さんって、明るくて太陽みたいな方じゃないですか、だから余計にこういう顔をさせてしまう裕太容疑者のやったことの重さっていうのも感じます」とコメント。聞く側としても辛い気持ちをにじませた。
■親が謝罪会見する意味、報道陣から厳しい質問がとぶ理由
そして、菊池氏は、報道陣からの質問内容が一部議論になっていることについて、
「息子が成人なのに、親が謝罪するのはどうなのかというのは、毎回議論にはなります。でも、高畑さんは母子でたくさん出演もしていたし、現に高畑さんのCMがカットされたりなど仕事にも影響が出ているので、やっぱり高畑さんも自分が“商品”として、謝らなければいけないということがあるわけですね。
そして、謝罪会見を開く以上、私たちもやさしい質問だけじゃダメだとは思うんです。例えば、「息子さんが大変なことしましたね」「大変ですね」「可哀想ですね」と言っているだけではいけないとは思うので、あえて厳しい質問が飛ぶということはあります。でもだからといって何を聞いてもいいということではないとも、私は思います。
高畑さんのことを思って、どういう答えがくるのか、聞きたいのかということをちゃんと考えながら、質問をしなくてはいけないなと、自分も聞く立場としてすごく考えさせられますよね」
と持論を展開した。
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