
AbemaTV『AbemaPrime』(26日放送)のマーケット予報で、経済評論家の川口一晃氏が、来週の予報をおこなった。

■先週の予報
先週はオリンピック、夏休みとあって“小康状態”が続いたマーケット。先週の予報は、
日経平均株価:
1万6550円プラス500円、マイナス800円
ドル円:
100円プラス3円、マイナス1円50銭。
結果は、日経平均株価は1万6500円基本、ドル円はほぼ横ばいで、ぴったり範囲内!

■「天気予報」風に来週のマーケットを予測
川口氏)来週は、アメリカで雇用統計前線が張り出してきます。さらに失業率大気団が張り出してくる可能性がある。
実は、日本の6月の失業率は3.1%です。これは非常に低い数字。安倍さんは大喜びです。でも経済を見渡すと、小雨混じりではないでしょうか?

というのも失業率は、働きたいけど働けない人をカウントするんです。だから働く気がない人はカウントされない。さらに、労働者の4割は非正規社員ということに注目し、正社員になりたいけどなれないという人はたくさんいるのです。非正規社員を失業者に含めると、日本の失業率は8%という試算もあるんです。こうなるとかなり高い数値ですよね。だから、お天気図の安倍さんの顔はイマイチ喜べず、来週もぐずついたお天気が続くのではないのかなと。
日経平均株価:
1万6350円プラスマイナス500円
ドル円:
100円50銭プラスマイナス2円50銭
川口氏によると、「まだまだ落ち着かないという状況」が続くとのこと。さて来週の予報は当たるのでしょうか!?
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