絶滅が危惧される太平洋クロマグロの資源管理について話し合う国際会議が、2日、閉幕した。
先月29日から福岡で開催されていた「中西部太平洋まぐろ類委員会」には、日本や中国、アメリカなど10の国と地域が参加。会議では、クロマグロの資源量が大幅に減った場合に発動する、緊急の漁獲規制について話し合われた。
太平洋クロマグロは、高級すしネタとして人気で幼魚の乱獲などにより資源が激減。親の魚の資源量はピークだった1961年のおよそ16万トンから、2014年には、およそ1万7千トンと1割程度まで減った。