ある女性サーファーが、噴火する火山に接近しながらサーフィンするチャレンジを成功させた。
「女性版インディー・ジョーンズ」の異名を持つアメリカ出身ハワイ在住のサーファー、アリソン・ティールさんが、ハワイ島のキラウエア火山近くでサーフィンをする映像を公開した。
キラウエア火山は現在も噴火活動が続き、2011年から溶岩流が海に流れ込んでいるそうだ。彼女は真っ赤な溶岩流が白煙を上げながら海に流れる岩壁のすぐそばまで接近しながら、サーフボードに乗り、パドリングを披露している。
ハワイにはキラウエア火山に<火の女神・ペレ>が住むという神話が伝わっている。彼女は伝統や文化に敬意を払い、特別な許可やガイド協力を得ながら、このチャレンジを決行したという。なお、溶岩流による煙は生命に関わるほどの量で、海水は熱くなり、海のコンディションは不安定なので、決して真似することはオススメしないとのことだ。
この危険なチャレンジを成功させた彼女は、世界で初めて活火山のふもとでサーフィンをした女性サーファーになるだろう。公式サイトでは、彼女がピンクのサーフボードとカメラを片手に世界を旅するドキュメンタリー映像シリーズ「Alison’s Adventures(アリソンの冒険)」も公開されている。