ラグビー界の未来を担うかもしれない、モンスター級のキッズの動画が話題を呼んでいる。
日本でも“五郎丸フィーバー”のおかげでお茶の間に浸透しつつあるラグビーだが、オーストラリアでは子どもの間でも盛んに試合が行われているようだ。とはいえ、中には同世代の子どもたちとはケタ外れの体格を持った選手もいるようで……。
豪キャンベラで行われたラグビートーナメントのジュニア部門に出場した、サモア系の少年Meaalofaくん(8~9歳)。この試合は9歳以下の部門なのだが、他の子どもたちとMeaalofaくんでは明らかに体格が二回りは違う。
かなり恵まれた体格のMeaalofaくんは気は優しくて力持ち……とはいかないようで、そのプレースタイルはかなりラフ。近づく敵選手を突き飛ばしたり肘でドツいたりと、まるでジャイアンのような腕力とふてぶてしさである。ふっとばされた子どもの中にはなかなか起き上がれない子もいて、ちょっと心配になるほどだ。
子どもといえど、単純に年齢別ではなく重量別のクラスを設けるべきという声もあるようだが、夢を持ってラグビーに励む子どもたちがケガを負う前に、お互いのためにも改善が必要になってくるだろう。
あるスポーツライターは彼を「世界の破壊者、夢を破滅させる者、ラグビー界の偉大なハートブレイカー」と称しているが、たしかにラグビーを始めたばかりの少年少女が同世代のバケモノにメタメタにされたら、プレーする自身を失ってしまうかもしれない……。