熊本地震から半年が経過。熊本県では、住宅や道路など被害総額をおよそ3兆8000億円と試算。解体が必要な家屋は2万8000棟にものぼる。被災者の生活再建にはまだまだ大きな課題が残る中、地震直後からボランティア活動などにも取り組んでいる熊本県出身の映画監督、行定勲(ゆきさだ・いさお)氏が14日、熊本県が舞台となった短編映画「うつくしいひと」の続編の制作を発表した。
熊本にゆかりのある俳優陣を集め撮影された映画「うつくしいひと」は、熊本にロケハンに訪れた映画監督が若い女性と出会い小さな旅に出るストーリー。阿蘇山麓の草千里、熊本城や菊池渓谷などを舞台に撮影され、熊本の美しい風景や情緒、そして地元の人々の穏やかさなどを映した作品だ。