21日、自民党の石破茂・衆議院議員が日本外国特派員協会で記者会見を開き、トランプ次期大統領政権下における日米同盟について、自らの意見を述べた。
石破氏:そろそろ2016年も終わりでありまして、暮れになりますと、いろんな新聞、いろんな雑誌、いろんなテレビで「来年はどうなる」という特集があります。だいたい当たらない。(会場笑)
私は思うのですが、1年経って「なぜ私の予測が当たらなかったのか」という解説をしてほしいのですが、そういうことをする人はいません。去年の今頃、ドナルド・トランプ氏が共和党の候補になると思った人もほとんどいなかったし、大統領になると予測した人もほとんど居なかったはずです。イギリスがEUを離脱すると思った人もほとんどいなかった。トランプ氏が大統領になるということが決まれば、円はものすごく高くなって、株はものすごく安くなるはずだったが、全然そうなっていない。