警視庁が28日、歌手のASKAこと宮崎重明容疑者を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕した。
 ASKA容疑者は2014年5月にも覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され、9月に懲役3年執行猶予4年の有罪判決が確定。判決後「罪の重さを改めて認識いたしました。家族の支えのもとで人として立ち直り、健康を取り戻す決意です」とのコメントを出していただけに、執行猶予中の今回の再逮捕は多くのファンを悲しませる事態となった。
 捜査関係者によると、事の発端は25日午後6時頃、ASKA容疑者本人からの「盗聴とか盗撮されている。間違いないから警察官が来てくれ」との110番通報だったという。警察官が駆けつけると、ASKA容疑者はろれつが回らない状態で、任意で尿検査を行なったところ、28日に陽性反応が出たということだ。