安倍総理の地元・山口県と東京の首相官邸で2日間にわたり行われた日ロ首脳会談が幕を閉じた。60以上にわたる経済協力事業を進めることで合意し、首脳会談を終えた安倍総理は、16日午後の会見で次のように述べた。
 「今回北方領土四島において共同経済活動を行うための特別な制度について、交渉を開始することで合意した。この共同経済活動は日ロ両国の平和条約問題に関する立場を害さないという共通認識のもとに進められるものであり、この特別な制度は日ロ両国の間にのみ創設されるものだ」