超高速シャドーボクシングをし、樹木を殴りつける、カザフスタン人の「イヴニカ」という名の少女。森のなかでの特訓映像がネット上で公開され「将来のロンダ・ラウジー」「将来、確実にMMAで頂点に立てる」と話題となっている。現在9歳のイヴニカ。公開された映像では、驚く程速いシャドーボクシングを見せ、徐々に白樺の木にに近づき拳で殴りまくる。打撃の衝撃で揺れる木に容赦なく強烈なパンチを当て木が砕けて行く様は、昔マンガでみたスポ根もののトレーニングシーンそのものである。
実は1年前に「1分間に100発殴る天才ボクシング少女」としてネット上を賑わせた彼女。打撃フォームの改善や、ボディバランスの強化など、大人顔負けの本格的なトレーニングが紹介されたが、あれから一年たち、パンチのスピードも威力のさらに増した印象だ。5歳でボクシングをはじめ才能を開花させ、ついたニックネームは「ボクシングベイビー」。父親と二人三脚で独自のトレーニング手法を実戦し、そのメソッドを説明した教則ビデオに登場するなど注目度は上がっている。
近年、目覚しい進化を遂げている女子総合格闘技の世界だが、すでに世界中には次世代の格闘少女たちがしのぎを削っている。イヴニカのような幼くして戦いの英才教育を受けた女子ファイターがMMAの世界の席巻する日もそう遠くないだろう。