11月20日北アイルランド・ベルファーストSSEアリーナで開催される「UFCファイトナイト」に、石原「夜叉坊」暉仁と堀口恭司の2名の注目ファイターが参戦する。
日本期待のフェザー級、石原「夜叉坊」暉仁は、アルテム・ロボフとの対戦で初のメインカード昇格戦と戦う。
「UFC JAPAN」の廣田瑞人戦のドローから、UFC本戦へと進出した夜叉坊は、3月のジュリアン・エロサ戦、続く8月のホラシオ・グティエレス戦と連続して鮮烈なKO勝利で連勝を続けるUFC内でも勢いにあるファイターの一人。8月の試合に続き「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」を奪取すると宣言。
これまでも「モテたいから格闘技をやってる」と言い切る強烈なキャラクターを前面に出しつつも、試合では一撃必殺のKOの山を築いて来た。
今回のベルファースト大会の前には、UFC公式サイトで「オレがポピュラーにならなきゃ誰がポピュラーになるか」と大口を叩きつつ、「カリフォルニアのチーム・アルファメールの人たちとも相性がいい、負けるためじゃく勝つためにここ(拠点のサクラメント)に来たから、勝ってあたりまえと思っている」とコメント。
対戦相手にロボフに対しても「オレの方がやれることが多い。1stラウンドでノックアウト」とKO宣言している。
一方メインカード前のプレリムにはフライ級4位の堀口恭司が参戦し、8位のアリ・バガウティフと対戦。4戦3勝1敗という戦績の堀口も、ここ2戦の勝利に続き3連勝をめざす。
メインイベントは昨年の「UFC JAPAN」の再戦となるゲガール・ムサシとユライヤ・ホールの再戦。この試合にTKOで敗戦したムサシが、3連勝を経て臨む「ムサシvsホール2」にも注目だ。