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 国有地の取得をめぐる問題が連日国会でも取り沙汰されている大阪の学校法人「森友学園」。同法人が独特な教育方針や、4月に開校を予定している「瑞穂の國記念小學院」の名誉校長に安倍首相の夫人・昭恵氏が就任していたことも話題を呼んでいる。

 1日に放送されたAbemaTV『けやきヒル'sNEWS』では、コメンテーターとして出演した東京工業大学准教授の西田亮介氏が、昭恵夫人にインタビューを行った際の印象を語った。

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 インタビューは昨年11月に「BLOGOS」に掲載された「「日本の精神性が世界をリードしていかないと地球が終わる」 安倍昭恵氏インタビュー」。雑誌などで昭恵夫人の活動に言及していた西田氏に、本人からFacebookで直接メッセージが届いたことがきっかけで実現したのだという。フットワークが軽く、誰とでも対話を行っているイメージのある昭恵夫人だが、西田氏は"スピリチュアルなものが好きそうな人だと感じた"という。

 実際、記事中には昭恵夫人の発言として「主人自身も特別な宗教があるわけじゃないんですけど、毎晩声を上げて、祈る言葉を唱えているような人なんですね」「(麻は)それなりに「波動の高い植物」だからだと、私は思うんです」といったものがある。「それまでも著書の中で波動や麻に言及してはいたが、あまり注目されていなかった。それをご本人の口から聞けたのは面白かったですね」(西田氏)。

 また「ある種の復古主義的なものや戦前、理屈よりも感情的な観点で日本が良いのだという印象。経済成長についても"ポテンシャルがある"という主張で、"こうあってほしい"ということだと思った。ニートの問題などについても聞いてみたが、"夢を持ったほうがいい"とか"地方には仕事がある"という話で、僕は噛み合わなかったですね」と振り返った。

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