2日、乃木坂46の秋元真夏のファースト写真集『真夏の気圧配置』(徳間書店刊)が発売され、都内でお渡し会が開催された。
囲み取材に臨んだ秋元は、完成した写真集に「一冊まるまる自分で構成されているのに改めてビックリ。うれしいです。最後まで見終わった後に、必ず笑顔になれる写真集です」とアピールした。
撮影はニューカレドニアで行われ、他のメンバーの写真集同様、水着姿も披露。肩出しファッションの多い秋元だが「肩は見てほしいんですけど…面積って重要ですね(笑)。水着は写真集限定かな。乃木坂は水着をなかなか着ないので、パーカーを羽織って、撮るよっていう時まで、ひたすら隠しながら…」「お母さんから"スタイル良いね"って連絡があって。親にそういうこと言われるのは(笑)。お父さんにはまだです。恥ずかしいです」と話した。
しかし、今回の撮影では新たなチャームポイントを発見できたという。「ホクロが2つあるんです。水着姿のこの写真集でしか見れないです!」。そんな秋元の一番のお気に入りカットは「かわいくて清純、でもちょっとやんちゃな表情」という、白い水着で砂浜に寝そべり、舌を出しているダブル表紙の一枚。
プロデューサーである秋元康氏からは、「彼女だって、思い悩むことはあるだろう。それでも、日が陰らないのは、その笑顔が太陽だからだ」という言葉が寄せられた。「帯に寄せていただいた言葉を見て、表面的じゃなくて、私の中身も見てくれてるんだなと感じて嬉しかったです。タイトルにも名前の"真夏"が含まれていて、"気圧配置"は、お休みを頂いていた私が復帰したシングル『制服のマネキン』の歌詞の中に出て来る言葉なので、リンクしているなと」と感慨深げな表情も見せた。
写真集の自己採点を聞かれると「点数ですか…。まいやん(白石麻衣)は1兆点って言ってましたよね。1.1兆っていうのもあれなので、10兆で。負けない可愛さだぞと。」と強気の発言。「まいやんはこっそり見てくれたみたいで、"雨を吹き飛ばすくらいの笑顔だね"って言ってたとマネージャーさんに教えてもらって。まいやんはいつも私に冷たいので(笑)、嬉しかったです」「私、(齋藤)飛鳥の写真集は買ったので、飛鳥も私の写真集を買うと思います。だから私から見せません(笑)」。
今回の写真集では、ウェディングドレス姿も披露。
「お嫁さんにしたいメンバーNo.1を目指しているので、見ている方が旦那さん、という雰囲気で。ドレス姿で鏡の前に立った時、お父さんの顔とかが浮かんで、涙が出そうでした」。実際の結婚については「昔は23歳で結婚したいと思っていたんですが、今が23歳なので、さすがに早いなと。10歳伸ばして33歳にします。(理想の男性像は)料理が好きなので、美味しく食べてくれるひと。あと、ズッキュンを受け止めてくれる人。でも、ファンの皆さんが恋人なので、本当です!(笑)」とコメント。
2月20日には、デビュー以来、苦楽を共にしてきた橋本奈々未が卒業、芸能界からも引退した。
「ななみんは、それまで泣いたり、寂しいというのを見せなかったんですが、さすがに当日は違って。私たちも大号泣して。ファンの皆さんの中にも泣いた方がいたみたいで。芸能界も引退して、私たちとは違う道ですが、送り出すのが私たちにできることだなと。(写真集は)サインして届けたいですね。会いたいので、会う口実にしようかな。(笑)」と話した。
今月22日にリリースされる新曲『インフルエンサー』については「乃木坂史上、最高に難しいダンスです。乃木坂は優しい曲が多いのですが、今回はかっこいい曲です。ギャップを楽しんでもらえたら。私はダンスが苦手なので相当苦戦して、何度も泣きました」。
取材開始当初は「一人でって緊張しますね。申し訳なくなります。私から出向いて全部のカメラを見たいくらいです」と緊張していた秋元だが、最後はいつもの"まなったん"らしく、報道陣に向けておなじみの"ズッキュン"や、平野ノラのモノマネを披露していた。
(C)AbemaTV/撮影:野原誠治
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