任天堂が3日、「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を発売した。WiiU以来、約4年ぶりに発売されたスイッチはテレビにつないで遊ぶ据え置き型と、持ち歩くことが出来る携帯型の両方を備えるなどゲーム機の常識を覆す機能を搭載している。

 コントローラーは左右それぞれで独立して操作ができ、1台で最大8人がプレイ可能だ。さらに人の動きを読み取るモーションセンサーが搭載されており、臨場感ある対戦が楽しめる。

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 発売開始初日の3日、ビックカメラ有楽町店ではスイッチを求めて午前9時の発売前に、すでに300人の行列。発売開始を待つ人は「朝5時くらいから並んでいた。5時の段階で40人は並んでいた」「始発で来た。WiiUの時は隣にいる友達と遊ぶことが出来なかったがスイッチは隣の人と遊べるようになるので楽しみ」。初日販売予定数の約300台が約30分で完売する盛況ぶり。合わせて「スーパーボンバーマンR」「ゼルダの伝説・ブレスオブザワイルド」「1ー2ーSWITCH」「ドラゴンクエストヒーローズ」なども発売された。

 スイッチは人気になると予測しているゲームジャーナリスト・ジャンクハンター吉田氏は「ファミコンが30年経過したら、ここまで進化するというゲーム。スイッチはテレビにつなぐこともできるし、ポータブルとしても持ち運ぶことができる。そこが最大の進化なんです。今までなかったタイプで任天堂ならではのやり方。他のメーカーはさすがにここまでの発想はない」と評価した。

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 ただ一方で「厳しい言い方をすれば、スイッチは発表から発売まで早かったので、本体の台数も確保できていないしソフトのタイトル数も少ない。株主の顔色を伺わなければいけない任天堂の気持ちも分かるが、もっと充実した状態でリリースして欲しかった」と苦言も呈した。

 またスイッチに関して「会社にニンテンドースイッチとソフトが届いたので『ソフトは誤飲防止のため めちゃくちゃ苦いらしい』と言ったら同僚の男がペロペロしては『苦い苦い』と叫び1時間で7人の男に舐められた」というツイートも話題になっている。スイッチのソフトは小型になっているため、誤飲防止のためギネス世界記録で“最も苦い物質”と認定された、人体に害はない「安息香酸デナトニウム」が付着されているという。

 業績低迷に苦しむ任天堂だが、スイッチが救世主となるのか。今後に注目が集まる。(AbemaTV/AbemaPrimeより)

(C)AbemaTV

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