電子版も効果なし? 地方紙「常陽新聞」休刊 2017/03/04 10:10 拡大する 茨城県の地方紙「常陽新聞」が3月末での休刊を発表した。「茨城県南に密着した地域紙」がキャッチコピーの常陽新聞は茨城県の土浦市とつくば市を中心とした県南が販売エリア。8ページのタブロイド判の紙の新聞のほか、電子版も配信していた。 常陽新聞の歴史は長く、戦後間もない1948年に発売をスタートし愛されてきた。しかし、2013年、ピーク時は1万部だった発行部数が5000部を切り、負債は1億2000万円にも膨らんだため廃刊。しかし、2014年に「この度、つくば市、土浦市と県南15市町村におきまして、新たに常陽新聞を新創刊させて頂くことになりました」と都内のIT系コンサルティング会社が2000万円を出資して新会社を設立し「常陽新聞」が復活することになった。 続きを読む