1.4東京ドーム大会「戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」のメインイベントでオカダ・カズチカと45分間の死闘を繰り広げた「ザ・クリーナー」ことケニー・オメガ。
そんなケニーがさかのぼること2016年10月に開催された<G1 CLIMAX26 優勝決定戦>で、後藤洋央紀と対戦、必殺技“片翼の天使”でフィニッシュを決め、外国人レスラーとして初優勝を飾った。「ケニー・オメガ~神戸ロケ~」では激戦後のプライベートに密着。ファンはもちろん、初めて知る人も彼の魅力を存分に味わえる内容となった。
カナダへ帰国するケニーに対しインタビュアーから「これまでと何か変わりましたか?」という質問が。「会社は伝統を重んじるように言ってきたけど、それを変えてきたのさ」「俺は過去にとらわれるレスリングは嫌いだ。俺が好きなプロレスリングってのは、そうだな……“なんでもあり”なのさ」と、ヘビー級外国人レスラーとして<G1>史上初の優勝者らしく強い意志と想いを語った。
また、トレーニングパートナーであり親友のジェイソン・ガイガーも登場し「彼はハードワーカーだよ。常に一生懸命なんだ。シリアスなんだけど、同時に楽しいことも考えている」とコメント。つかの間の休息に、心なしかケニーもリラックスした表情を見せる。
その後、帰国したケニーが神戸で友人レスラーたちと居酒屋に足を運び、プロレスラーを目指すきっかけとなったエピソードを語るシーンも。気の置けない仲間たちとプロレスへの“想い”を語り合う姿からは、ケニーの志の高さが垣間見えた。
さらに、「新日本プロレスに関して思うことは?」と聞かれると、「俺たちにとって素晴らしい舞台だと思うよ。制約されるフラストレーションもないし」「誰も『ケニー・オメガはこうあるべきだ』とは言わない。オレにとって、それはとても重要なんだ」と思いの内を明かす一幕もあった。
最後に、「レジェンドになりたいんだ」「自分のスタイルを世界中に知って欲しい。ケニー・オメガがどんな存在だったか」「プリンス・デヴィッド、AJスタイルズと並べられたくない」「100%プロレスラーなんだ」と、グランドチャンピオンを目指す熱い想いをぶつけていたケニー。日本のプロレスシーンに新たな旋風を巻き起こしている彼の活躍から今後も目が離せない。