日本陸上競技連盟は3月17日、都内で会見し、8月に行われる第16回世界陸上競技選手権大会(ロンドン)のマラソン代表に、12日の名古屋ウィメンズマラソンで日本歴代4位となる2時間21分36秒で快走した安藤友香(23=鈴木浜松AC)ら6人を選出したと発表した。
選ばれたのは男子、女子それぞれ3人。男子は川内優輝(30=埼玉県庁)、井上大仁(24=MHPS)、中本健太郎(34=安川電機)。女子は安藤友香(23=スズキ浜松AC)、重友梨佐(29=天満屋)、清田真央(23=スズキ浜松AC)。
代表して登壇した安藤は「すごくうれしい。世界の強豪と戦うので、名古屋と同じように積極的なレースをしたい。メダルも意識して、挑戦する気持ちで走りたい」と意気込みを語った。
また、選考理由について瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(60)は「異なるレースの中から3人を選ぶ上で、レース全体をいかにコントロールできたかという観点から選考した。レースが不安定だったり、ペースメーカーが機能しなかったり、レース異なる条件でおいても、41.195キロをしっかり走れることがマラソン。それが世界選手権で戦えるということ」と説明した。
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