未だ解決の糸口が見えない豊洲市場移転問題。市場ではない、別の使い道はないのか。都市経済学者の井口典夫教授に話を聞いた。
 井口教授は「私がイメージしたのはシンガポールです。ちょうど大きさは東京23区くらいで、同じように海に面している。そこに3棟の高層ホテルを建て、人をワクワクさせるようなものを入れ込んで、"シンガポールの将来の絵"を描いた。みなさんは豊洲というと"東京の端っこ"のように思われているかもしれませんが、実は地図上でみると東京の中心部にかなり近く、銀座のすぐ向こう側という感じなんですね。"水産物"、"築地の移転先"、というだけでなく、新しい発想で東京の未来を引っ張っていけるような開発の道もあるということを訴えたい」と話している。(Abema One Minute Newsより)