4日、AbemaTVの若者向け情報番組『原宿アベニュー』で、大ヒットアプリゲーム「ポケモンGO」が“自殺抑止力”を発揮している可能性について話題になった。
 日本海に面した断崖絶壁で知られる福井県の東尋坊は、毎年30人前後が自殺する“自殺スポット”として有名。しかし今年に入ってからなんと、東尋坊での自殺者はゼロ。その理由がポケモンGOにあると言われている。
 現在、東尋坊は「レアポケモン」が出現するスポットとなっており、現地にはレアポケモンを求めてスマートフォンを片手に散策する多くの人々が。この地で10年以上にわたり自殺防止パトロールを行ってきた茂幸雄さんは「悩みを抱えて来る人たちが佇む場所に、大勢のポケモンプレイヤーがいることで、抑止力になっているのでは」と分析。この現象に対し、ポケモンGOの運営会社・ナイアンティック社は「人々が外に出ることで社会にとって良いことが起きることについては大変うれしく思っています」とコメントした。