元新日本プロレスの中邑真輔が、4月4日フロリダ州オーランドで開催されたWWEスマックダウンに初参戦した。
昨年WWEに移籍し、4月傘下のNXTで1年間の活躍の間に2度のNXT王者となり、トップファイターがひしめくスマックダウンへの昇格を果たした。元世界ヘビー級王者、ドルフ・ジグラー相手に得意のキンシャサで勝利、衝撃のデビューを果たした。
中邑のWWE2年目、しかもスマックダウンへの初挑戦は入場シーンですでに勝負がついていた感すらある。著名なバイオリニスト、リー・イングランド・ジュニアの生演奏に導かれ登場した中邑への観客の大歓声とテーマ曲「The Rising Sun」に合わせたチャントがその認知度と人気の高さを証明している。
これまでも日本人ファイターの活躍した例は多くあるWWEだが、中邑真輔ほどのインパクトあるデビューを飾った例はなく、とにかく異例の待遇といえる。一足早く昇格していたAJスタイルズとの日本から続く世界を舞台での再戦や、ジョン・シナ、ランディ・オートンといったトップとの戦いも含め今後も要注目だ。