授業中に突然ご飯を食べたり、勝手に教室から出て行ったり……「虐待しているのでは?」「しつけが悪いんじゃない?」など、心ない言葉で発達障害児の親が追い詰められている。SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(第8回)では、当事者が発達障害児ならではの子育ての楽しみを語った。
発達障害の子育てを応援する家庭教育ナビゲーターのmikiさんは、定型発達(さまざまな発達が平均的)の子どもと、発達障害の8歳の息子をもつお母さん。mikiさんは「春の遠足というテーマで絵を描いたというので見に行ったら、うちの子はひらがなで大きく”みーとぼーる”って書いてあって」と発達障害の息子が保育園に通っていた頃のエピソードを紹介。他の子との違っていた点を挙げた。
「どうしたら息子は絵が描けるようになるのか……」と考えたところ、正解の形があり、書き順や形もある“文字”であればうまくいくのではないかと推測。絵の描き順やパターンを作って息子に教えたという。この方法にはMCのSHELLYも感心。
この方法のおかげで、mikiさんの息子は卒園する頃にはそれっぽい絵を描けるようになったと話す。mikiさんは「違うやり方を探して、この子はこれが得意だからって試してうまくいったときがうれしい」とし、この方法をその後の勉強でも応用したという。「どこの子どもも一緒だけど、(発達障害児の子どもは)ちょっと手がかかるというだけで、10年単位でゆっくりと成長していく」と話し、育児の楽しみを語った。
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(ライター/小林リズム)
『Wの悲喜劇 ~日本一過激なオンナのニュース~』は毎週土曜23時45分から&毎週日曜17時から放送(17時は再放送)