「日本列島が沈没しても後悔するな」などの強気な姿勢を示す北朝鮮に対し、日本を含め、周辺の国々は核実験やミサイル発射への警戒を一段と強めている。
 23日、平壌では国防体育大会が開かれた。緊迫した情勢にあるとは思えない光景だ。そんな中飛び込んできたのは、北朝鮮でアメリカ人が拘束されたというニュース。韓国の聯合ニュースによると、拘束されたのは50代後半の「キム」という名字の韓国系アメリカ人で、21日午後、平壌空港で出国手続きをしていたところ北朝鮮当局に拘束されたとのこと。キム氏は支援活動のため北朝鮮に1カ月ほど滞在していたとのことだが、拘束された理由は明らかになっていない。