新日本プロレスの5.1鹿児島大会に、タイガーマスクWが出場する。アニメとのコラボレーションで誕生したレスラーだが、その実力は本物。華麗な空中殺法に加えド迫力の投げ技、さらに狂気性を感じさせるラフファイトも。
鹿児島大会では10人タッグ戦で内藤哲也と激突する。対戦相手候補として内藤からタイガーマスクWの名前を出しただけに、これをきっかけに闘いが激化することは避けられないだろう。
タイガーマスクWの試合で忘れてはいけないのが、その実力を多くのファンに知らしめたオカダ・カズチカとの試合だ。両者は3.6大田区総合体育館での『旗揚げ記念日』興行でシングルマッチを行ない、大激闘を展開。
それに先立つ3.1後楽園ホール大会では、オカダとタイガーマスクWがタッグマッチで前哨戦を行なっている。
オカダが凱旋帰国時からの“後見人”である外道と組み、タイガーマスクWはなんとタイガーマスク(4代目)とのタッグで出陣。オカダとタイガーマスクWの初遭遇に加え、タイガータッグという夢の組み合わせまで実現した。
タイガーマスクWが、新日本マットの“中心部”に乗り込んできたという意味でも重要だったこの試合。内藤との闘いが本格化する可能性もある今だからこそ、振り返っておきたい。