北朝鮮の核実験場の衛星画像にバレーボールをしている人の姿が再び写り、アメリカの研究グループは「衛星を使って監視している側を欺こうとしている」と分析した。
 朝鮮研究グループ「38ノース」は、先月25日に撮影された北朝鮮の北東部・豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の画像を公開した。38ノースによると、複数の画像には16日に撮影された画像と同じようにバレーボールをしている人の姿が確認された。施設内の各所で多くの人が写るのは異常だということで、38ノースは「北朝鮮はほぼ確実に衛星で見ている人を欺き、実験場の動きを宣伝しようとしている」と分析した。