あるときは「ストリート・カルチャー・スーパーバイザー鷲尾ケイゴ」、またあるときは「子役・児童劇団『えんきんほう』所属、上杉みち」、さらには性別を越えて「トータル・ファッション・アドバイザーYOKO FUCHIGAMI」まで。
変幻自在に様々な役へと変化する憑依芸人のロバート・秋山竜次が、架空のクリエイターになりきるクリエイターズ・ファイルが注目を集めている。
これまで28名のクリエイターになりきり、YouTubeの動画再生回数は3600万回を越える人気ぶり。とうとう池袋PARCOで展覧会が開催された。そこには開場して1時間たっても途切れない行列が続いていた。
オープニングセレモニーには、映画「九官鳥リリーの倦怠期」での演技が高く評価された、天才子役・上杉みちくん(演:秋山)が登場した。
「ぼくのブースも作っていただいて、上杉みちと一緒に遠近法で写真が撮れるブースがあったり、ぼくの弟が初めて公開されて、11カ月の上杉ろじ(弟)の写真もある」と展覧会の魅力を語るみちくん。
ミニシアターでの最新映像の上映だけでなく、総勢28名に及ぶクリエイターの等身大パネルと一緒に写真が撮れたり、イラストが描かれた無料のおみくじがひけたりと展示も充実している。
他にも、トータル・ウエディング・プランナー、揚江美子さんの生声が聞けるインカムなど体験型のコーナーもある。
来場した客からは「本当にいそう、そこに存在してそうな感じがすごい好き」や「思ったよりもクオリティが高くて満足」といった反応があり、楽しんでいるようだ。
そんな中、ちょっと変わったクリエイターに注目した。
それが、トータル・脳ガズム・トレーナーのパール川辺さんだ。
「オーガズムという言葉は恥ずかしい言葉ではない。フード、ドリンク、フリードリンク、ドリンクバー、オーガズム、同じ並びです」「41歳でセックスを覚えた。そこからもの凄く深みに気付いて、毎日のようにやっていました。だってセックスってやるもんだから」と話す川辺さんは、男女お互いの脳みそ(額)をこすり合わせると体感できるというトータルオーガズムを発案した。
他にも、「インディアンジュエリー・デザイナー、小野幸次郎」や「スローフード・アドバイザー、セレス・C・グロース」など、個性的なクリエイターが存在する。
ロバート・秋山の28変化が楽しめるクリエイターズ・ファイル祭に、訪れてみてはいかがだろうか。入場料は一般500円、学生400円、池袋パルコ本館7Fにて5月22日まで開催している。(AbemaTV/『AbemaWaveサタデーナイト』より)
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