フランスの次期大統領に決まったマクロン氏が早くも大統領府主催の行事に姿を見せ、アメリカのトランプ大統領との電話会談も行った。
マクロン氏は5月8日、オランド大統領に招かれる形で第2次世界大戦の勝利を記念する式典に参加し、公務さながらに歴代大統領らとともに戦死した軍人を追悼した。マクロン氏が正式に大統領に就任するのは14日の予定で、それまでに首相を誰にするか明らかにするとしている。
また、マクロン氏は、アメリカのトランプ氏との電話会談も8日に行った。ホワイトハウス側の発表によると、トランプ氏はマクロン氏の大統領選での勝利を祝福し、緊密に連携しながら共通の課題に取り組みたいと伝えたという。さらに、25日に開かれるNATO(北大西洋条約機構)の会議に合わせて首脳会談をすることで一致した。