東京医科歯科大学の付属病院で歯科医師の男性が刺された事件で、逮捕された医大生の男が、女性を巡ってトラブルになり、白衣を着て犯行に及んだと供述していることが新たに分かった。
 日本医科大学医学部の渡辺祐介容疑者は5月9日、東京文京区の東京医科歯科大学付属病院の診察室で、歯科医師の男性を刃物で刺し、殺害しようとしたとして現行犯逮捕された。その後の警視庁への取材で、渡辺容疑者が自宅から白衣を持ってきて、着替えてから犯行に及んだと供述していることが新たに分かっている。犯行に使用した牛刀とペティナイフについては、服の中に隠し持っていったと説明しているということだ。