歌手の浜崎あゆみが17日、自身のブログを更新。日本のマイノリティー理解ついて苦言を呈し、反響を呼んでいる。

デビューしたばかりの頃から新宿2丁目が大好きだ。私の青春時代は2丁目で過ごした想い出で埋め尽くされている。狂ったように忙しかったあの頃、仕事が終わってごはんを食べるのも、飲みに行くのも、ボロボロになって泣きに行くのも、嬉しいことがあってお祝いをするのも、いつだって2丁目だった。先日、今年のツアーが無事幕を開けたので少しホッとした私は、昨夜友達がママをやっているお店に遊びに行った。そう、やっぱり2丁目なのだ。相変わらず狭くて古くてタバコ臭くて(ごめんねママ、褒めてるのよこれ笑)壁にはウィットに富んだポスターが並んでいる空間は素の自分に戻れるような、でもおセンチにもなるような空間。 そして今日は長い付き合いになる大事な女性に会って、その人の話を聞いて言葉を失い、昨夜帰宅してから悶々とひとり考えていたとある事が更に自分の中で大きくなった。 それは、日本はどうしてこんなにもマイノリティへの理解がなかなか進まないのだろうという事。例えばLGBTの人達に関するセクシャルマイノリティーしかり、女性が男性社会で権力を持ち発言しようものならマイノリティーオピニオンだ、と。 だったら私はマイノリティーの一部として発信し続けようじゃないの。少数派である事イコール弱者ではないと。多数派イコール強者ではないと。 楽しんだモン勝ちよ!笑って笑っていきましょう!

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 浜崎は5月13日に全国ツアー「Just the beginning -20- TOUR 2017」が始まったばかり。その幕開けを報告しに、青春時代を過ごしたという新宿二丁目に向かったという。

 友人の店に顔を出し、変わらない新宿二丁目の居心地の良さを感じつつ、一人の女性と出会ったという。「その人の話を聞いて言葉を失い、昨夜帰宅してから悶々とひとり考えていたとある事が更に自分の中で大きくなった。それは、日本はどうしてこんなにもマイノリティへの理解がなかなか進まないのだろうという事。」と女性と話していくうちに、日本のマイノリティ、つまり“社会的少数派”の意見が理解されにくい世の中に疑問を持ち始めたという。

 新宿二丁目という場所柄、「LGBTの人達に関するセクシャルマイノリティーしかり」などを例にあげ、「私はマイノリティーの一部として発信し続けようじゃないの。少数派である事イコール弱者ではないと。多数派イコール強者ではないと。」と綴った。

 以前、Instagramで「これからも指差されるんだろう」という意味深な発言をしていた浜崎。注目されやすい環境にある彼女だからこそ、「楽しんだモン勝ちよ!笑って笑っていきましょう!」と前向きなコメントで締めくくった。

浜崎あゆみ、インスタで意味深コメント「これからも指差されるんだろう」
浜崎あゆみ、インスタで意味深コメント「これからも指差されるんだろう」
 歌手の浜崎あゆみが23日、自身のInstagramを更新。真剣な横顔と意味深なコメントを投稿し、ファンからの注目を集めている。
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