現在、すでに世界150カ国23万件以上に被害が及び、いまだに被害が増え続けている身代金要求型ウイルスの「ランサムウェア」。中でも、新種ランサムウェア「WannaCry WannaCrypt」の猛威が話題になっている。
 英BBCによると、「WannaCry」がわずか数時間で100カ国以上に拡散を可能にしたのは、パソコンの鍵をこじ開けるようなハッキングツールを、アメリカのNSA(国家安全保障局)からハッカー集団シャドー・ブローカーズが盗み出し、インターネットに公開したためとされている。